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J-GLOBAL ID：201502238736934162   整理番号：15A0249648

ニュータウン居住高齢者の生活タイプからみた活動環境の考察 高齢者のロコモティブシンドローム予防に向けた活動環境に関する研究 その1

ACTIVITY ENVIRONMENT BASED ON LIFESTYLE TYPES OF NEW TOWN RESIDENTS: Activity environment for prevention of locomotive syndrome in the elderly: Part 1

著者 (5件)： 杉山正晃 (大阪市大 大学院生活科学研究科) ,  生田英輔 (大阪市大 大学院生活科学研究科) ,  岡崎和伸 (大阪市大 都市健康・スポーツ研究セ) ,  高井逸史 (大阪物療大 保健医療) ,  森一彦 (大阪市大 大学院生活科学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 708  ページ： 341-350  発行年： 2015年02月28日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,ニュータウン居住高齢者の生活タイプからみた活動環境に関し,高齢者のロコモティブシンドローム予防に向けた活動環境について報告した。先ず,研究対象地区の概要に関し,大阪都心から約20km圏に位置する堺市の泉北ニュータウン槇塚台校区を対象としたこと,この地区は世帯の高齢化が進行している地区であり住宅の老朽化,高齢化,商業機能の低下といった種々の地域課題を抱えていること等を報告した。次に,対象者の条件について,調査対象者は1人で外出することに支障のない65歳以上の高齢者という条件で,地域の老人会を通じて募集したことを報告した。更に,測定項目に関し,対象者の個人属性として身体・体力,生活機能,抑うつ度の測定を行なったことを報告した。最後に,まとめとして,生活タイプは,1)運動型,2)テレビ型,3)家事型,4)趣味型の4つが見出され,その生活タイプと不活動時間割合,外活動量,内活動量,内活動強度,総活動強度との統計的有意差が認められたことから,生活タイプによって活動環境に相違があり,それぞれの課題と対応策が異なること等を報告した。

シソーラス用語： *新都市 ,  *老人 ,  *運動障害 ,  大阪府 ,  住宅 ,  老朽化 ,  運動量 ,  住環境 ,  都市問題
準シソーラス用語： *活動環境 ,  *生活タイプ

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (23件)：

• 1) 日本整形外科学会HP, ロコモ:ロコモティブ症候群トップ;日本臨床整形外科学会, http://www.jcoa.gr.jp/locomo/(2014.8.20 参照)
• 2) 厚生労働省:平成24年国民健康・栄養調査,2013
• 3) The Toronto Charter for Physical Activity: A Global Call for Action. 2010.
• 4) Qian-Li Xue, Linda P Fried, Thomas A Glass, Alison Laffan, and Paulo H M Chaves: Life-space constriction, development of frailty, and the competing risk of mortality: the Women's Health And Aging Study I, American journal of epidemiology, Vol.167, No.2, pp.240-248, 2008.1
• 5) Aron S Buchman, Patricia A Boyle, Robert S Wilson, Debra A Fleischman, Sue Leurgans, and David A Bennett: Association between late-life social activity and motor decline in older adults, Archives of internal medicine, Vol.169, No.12, pp.1139-1146, 2009.6

タイトルに関連する用語 (10件)： ニュータウン ,  居住 ,  高齢者 ,  生活 ,  タイプ ,  活動 ,  環境 ,  ロコモティブシンドローム ,  予防 ,  研究