文献
J-GLOBAL ID:201502238777723486   整理番号:15A0670671

機能材料における負熱膨張 化学的改変による制御可能な熱膨張

Negative thermal expansion in functional materials: controllable thermal expansion by chemical modifications
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号: 11  ページ: 3522-3567  発行年: 2015年06月07日 
JST資料番号: D0479B  ISSN: 0306-0012  CODEN: CSRVBR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
負熱膨張(NTE)は固体の興味ある物理特性であり,格子,フォノンおよび電子の間の複雑な相互作用の結果である。興味あることに,多数のNTE材料が種々の型の材料において見出されている。最近20年間に,NTEについて,新しい現象および機構の発見に対する良い進歩が達成された。本概説では,強誘電体,磁性体,マルチフェロイックス,超伝導体,温度誘起電子配置変化等々の機能材料におけるNTEについて記した。実用応用に対する重要性の故に,機能材料におけるゼロ熱膨張(ZTE)を強調した。NTE機能材料は,物理特性とNTEとの間の強結合の役割を明らかにする一般的物理描像を示した。強誘電体および磁性体の両方に対して,NTEの一般性があること,その場合,NTEは強誘電秩序または磁気秩序によって決まること,を記した。NTE機能性材料においては,熱膨張を制御する多重経路が,強誘電性NTE,磁性NTE,電子配置NTEの変化,開放枠組みNTE等々を通して確立できることを記した。化学的改変は熱膨張の制御に対する効果的な方法であることを証明した。最後に,NTE材料の開発に対する難問および疑問を論じた。化学者にとって,各特化応用に対する「完全な」NTE材料の発見に対する難問が残ったことを指摘した。NTE機能材料に関する将来の研究は,NTE材料の開発を間違いなく促進すると結論した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属のその他の熱的性質  ,  非金属のその他の熱的性質  ,  結晶結合 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る