文献
J-GLOBAL ID:201502238782870357   整理番号:15A0502442

ニトリル加水分解細菌の分離と同定及び芳香族及び脂肪族ニトリル類の同時利用

Isolation and identification of a nitrile hydrolyzing bacterium and simultaneous utilization of aromatic and aliphatic nitriles
著者 (6件):
資料名:
巻: 100  ページ: 165-171  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Rhodococcus属MTB5株は,ベンゾニトリルを唯一の炭素源及び窒素源として利用できる細菌株で,ニトリル汚染農地から選択的集積培養技術を用いて分離した。本菌株は,芳香族系及び脂肪族系ニトリル類を共に利用した。アンモニア産生は,ベンゾニトリルを補足した培地中での成長を通して確認された。酵素分析及びGC研究は,Rhodococcus属MIB5株によるベンゾニトリル分解が,NHアーゼ/アミダーゼ経路に従っていることを明らかにし,代謝産物としてベンズアミド及び安息香酸を含んでいた。ベンゾニトリルに生育した休止細胞は,NHアーゼ及びアミダーゼの活性を,それぞれ,0.155及び0.261ユニット有していることを示した。本菌株は,30mMベンゾニトリルを完全に利用し,60mMまでのベンゾニトリル濃度に生育した。グルコース及び硝酸アンモニアに生育した細胞は,上記酵素活性を示さず,これらの酵素が誘導性であることを示した。ベンゾニトリルの添加で,この分離株はインドール-3-アセトニトリル及び脂肪族ニトリル,即ち,プロピオンニトリル,ブチルニトリル及びバレロニトリルを利用できた。さらに,本菌は,芳香族系及び脂肪族系ニトリル類を,種々の組み合わせで,同時に利用した。こうした新規な現象は,本菌を,芳香族系及び脂肪族系ニトリル両方によって汚染された地域処理の現場応用に適した候補株としている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃水処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  分化,増殖,成長,生殖 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る