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J-GLOBAL ID:201502238827569220   整理番号:15A0566258

メカノケミカル法によるTiO2微粒子の作製と光触媒能の著しい増加

著者 (1件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 58-63  発行年: 2015年05月10日 
JST資料番号: L1138A  ISSN: 0917-1819  CODEN: KTEKER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高速遊星型ボールミルによりサブミクロン粒子径のTiO2微粒子を作製し,光触媒能をメチレンブルー光還元反応にて評価した。TiO2はアナターゼ型またはP25で,粉砕容器とボールはジルコニア製である。ミリング時間と回転数を変えて得た微粒子の粒子サイズ,表面形状,比表面積,結晶構造を定量した。触媒能はミリング時間と回転数の増加により著しく増加し,反応速度定数は最大で136倍増加した。この値は市販の光触媒P25の62倍に相当した。ミリング時間の増加に伴って粒子サイズが900nmから200nmに減少し,最大で4倍の表面積増加を示した。走査電子顕微鏡観察によればミリング前後に形態的変化がなく,溶液中での比表面積が9.3倍増加することが分かった。これらの変化は触媒能の136倍の増加に対応しなかった。X線回折による結晶構造解析によれば,ブラッグピークを持つ結晶相がミリングにより消失し,広幅回折からアモルファス相が顕著に増加し,ミリング4時間後に同相は40%に達した。この変化は触媒速度定数の増加変化と良く対応した。また600rpm以上の回転数でアモルファス相が観察され,回転数依存性でも同様な対応が見られたことから,アモルファス相の生成が触媒能向上に大きく影響すると結論した。
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分類 (3件):
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光化学反応  ,  不均一系触媒反応  ,  触媒の調製 
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