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J-GLOBAL ID：201502238954102381   整理番号：15A0746462

骨組織工学用の単純な再生技術により調製された注射用キチン-ポリ(ε-カプロラクトン)/ナノヒドロキシアパタイト複合マイクロゲル

Injectable Chitin-Poly(ε-caprolactone)/Nanohydroxyapatite Composite Microgels Prepared by Simple Regeneration Technique for Bone Tissue Engineering

著者 (7件)： KUMAR R. Arun (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  SIVASHANMUGAM A. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  DEEPTHI S. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  ISEKI Sachiko (Tokyo Medical and Dental Univ., Tokyo, JPN) ,  CHENNAZHI K. P. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  NAIR Shantikumar V. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  JAYAKUMAR R. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 7  号： 18  ページ： 9399-9409  発行年： 2015年05月13日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単純な再生技術を用いて,骨欠損再構築のための注射用キチン-ポリ(ε-カプロラクトン)/ナノヒドロキシアパタイト(キチン-PCL-nHAp)複合マイクロゲルを開発している。得られた複合マイクロゲルの特徴を走査型電子顕微鏡法などによって明らかにした。複合マイクロゲルの弾性率と熱安定性は高く,ずり流動化挙動を示すため注射に適しており,さらに細胞適合性であった。また複合マイクロゲルは,対照ゲルと比べた場合,蛋白質吸着性が高く,細胞遊走と増殖が向上していた。キチン-PCL-nHApマイクロゲルは対照ゲルと比べて,初期の骨形成分化を誘発し,このマイクロゲルでのアルカリホスファターゼなどの骨形成特異的マーカーの発現は上昇していた。したがって,キチン-PCL-nHApマイクロゲルは,不規則な形や複雑な骨欠損の再生に役立つ可能性がある。

シソーラス用語： *骨形成 ,  *ミクロゲル ,  ヒドロキシアパタイト ,  複合材料 ,  キチン ,  ポリカプロラクトン ,  熱安定性 ,  *医用素材 ,  注射剤 ,  細胞移動 ,  細胞増殖 ,  流動化 ,  生体適合性 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  ウサギ ,  幹細胞 ,  細胞分化 ,  骨芽細胞 ,  FTIR分光法 ,  電子顕微鏡観察 ,  走査電子顕微鏡 ,  サイトカイン ,  タンパク質 ,  カルシウム結合タンパク質 ,  細胞接着 ,  弾性係数 ,  吸着 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： オステオカルシン ,  オステオポンチン ,  ずり流動化 ,  骨再生 ,  細胞適合性 ,  細胞遊走 ,  脂肪由来幹細胞 ,  走査電子顕微鏡観察 ,  蛋白質吸着 ,  弾性率

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 骨組織工学 ,  調製 ,  注射 ,  キチン ,  ε-カプロラクトン ,  ナノヒドロキシアパタイト ,  マイクロゲル