文献

J-GLOBAL ID：201502238983885522   整理番号：15A0560668

敦煌のゴビ地点を利用したHJ-1A/BCCDセンサーの寿命の放射計測校正

Lifetime radiometric calibration of HJ-1A/B CCD sensor using Dunhuang Gobi Site

著者 (4件)： HAN Qijin (China Centre for Resources Satellite Data and Application, Beijing, CHN) ,  ZHANG Xuewen (China Centre for Resources Satellite Data and Application, Beijing, CHN) ,  LIU Li (China Centre for Resources Satellite Data and Application, Beijing, CHN) ,  WANG Aichun (China Centre for Resources Satellite Data and Application, Beijing, CHN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9299  ページ： 92990B.1-92990B.6  発行年： 2014年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 校正と検証(CV)は,地球観測におけるセンサーやデータ処理では解決できない地球に関するパラメータを得るために用いられる方法の中で非常に重要な手順である。CVプロセスにおいて最も基本的な部分であるセンサーの放射測定の校正は,リモートセンシングの定量的な応用に対して非常に大きな制限を強要する。センサースペクトルバンドの時間に関する放射計測,あるいは利得係数の校正および監視には2つの方法がある。これまでに,それぞれの方法に関する長所と短所が議論されている。本稿では,敦煌のゴビ地点を利用したHJ-1A/BCCDセンサーの寿命の放射計測校正に関して報告する。擬似的に不変な地上ターゲットである敦煌のゴビ地点は,空間的およびスペクトル的な均一性および優れた時間的安定性を有するので,遠隔センシング装置を校正するために幅広く採用されている。2008年に打ち上げられた4個のCCDセンサーを備えたHUANGJING-A/B(HJ-1A/B)人工衛星は5年間稼働し,地球表面からの反射率測定,バイオ/地球物理変数の推定,および環境汚染/災害監視に関する重要なリモートセンシングデータを提供している。HJ-1A CCDの放射測定の性能は,打ち上げ後に様々な要因によって変化すると考えられる。従って,これらのセンサーの放射測定の校正を行うために,敦煌のゴビ砂漠にある擬似不変試験サイトにおける多くの地上測定キャンペーンを行っている。本研究では,敦煌のゴビ地点の特徴と4個のCCDセンサーに関して得られた寿命の放射測定校正のモニタリングの結果について述べる。得られた結果から,ダークノイズの変化を超える傾向を持つ校正係数の長期的な変化は,主にCCDの放射応答のドリフトによるものであることを明らかにし,HJ-1A/B CCDの劣化は-2.3%/年~-9.5%/年であることが分かった。

シソーラス用語： 中国西北部 ,  *イメージセンサ ,  寿命 ,  *キャリブレーション ,  *リモートセンシング ,  均一性 ,  安定性 ,  *人工衛星 ,  ドリフト
準シソーラス用語： *CCDセンサ ,  敦煌 ,  *放射計測校正 ,  遠隔センシング

分類 (1件)： リモートセンシング一般  (AD04000L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 敦煌 ,  寿命 ,  放射計測校正