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J-GLOBAL ID：201502239181634229   整理番号：15A0487836

界面の結晶性と親和性を利用する天然繊維複合材料の設計

Design of natural fiber composites utilizing interfacial crystallinity and affinity

著者 (1件)： KOSCHEK K. (Fraunhofer Inst. for Manufacturing Technol. and Advanced Materials IFAM, Adhesive Bonding Technol. and Surfaces ...)
資料名： Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing  (Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing)
巻： 69  ページ： 21-29  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： E0231D  ISSN： 1359-835X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,ブタンジオール開始ポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)は,カチオン硬化脂環式エポキシドの強化剤として報告されており,優れた特性を有して,可塑化した熱硬化性を付与する(Luetzen et al.,2013)。この論文では,新規の天然繊維複合材料(NFC)の開発に,期待される強化のアプローチを初めて利用した。従来のもろい熱硬化ポリマーベースのNFCは,しばしば界面接着性が劣り,応力亀裂に悩まされる。新規の可塑化熱硬化樹脂と亜麻繊維織物から作製した複合材料は,エラストマー様特性を維持し,引張強度と破断時の伸びが,それぞれ60MPaと5%まで増加した。さらに,PCLは,エポキシドを強化するのみならず,マトリックスと繊維の親和性を調整した。結論としては,界面の結晶化と親和性によって,カチオン硬化NFCsは,改善された界面接着性と優れた機械的特性を達成した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリカプロラクトン ,  架橋【高分子】 ,  可塑化 ,  *亜麻繊維 ,  織物 ,  引張強さ ,  結晶化 ,  界面 ,  接着 ,  粘度 ,  界面張力 ,  微細構造 ,  弾性係数 ,  架橋度 ,  *複合材料 ,  伸び ,  ハンドレイアップ ,  カチオン重合 ,  *脂環式エポキシ樹脂 ,  ポリマブレンド ,  重合開始剤
準シソーラス用語： 引張弾性率 ,  界面接着 ,  曲げ弾性率 ,  *高分子複合材料 ,  動粘度 ,  破断伸び

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (2件)： 7-オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン-3-カルボン酸7-オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン-3-イルメチル ,  1-ベンジルテトラヒドロチオフェン-1-イウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 界面 ,  結晶性 ,  親和性 ,  天然繊維複合材料 ,  設計