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J-GLOBAL ID：201502239239882392   整理番号：15A0475423

道路のり面の植生復元への応用を目指した微粒木本種子の発芽と初期生育特性に関する研究

著者 (1件)： 橘隆一 (東京農大 地域環境科学)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 58  号： 4  ページ： 61-63  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,道路のり面の植生復元への応用を目指し,スイカズラ科タニウツギ属の微粒木本種子の発芽と初期生育特性について,種子の長期貯蔵方法の検討,最適な発芽条件の検討,初期生育特性の把握を目的とし実験を行った。供試種子は2011年に採取したスイカズラ科タニウツギ属のハコネウツギ,ニシキウツギ,タニウツギの種子を用いた。実験の結果,タニウツギ属3種は18カ月程度の貯蔵であれば発芽率を保つこと,特殊な冷蔵庫でなくても,中長期間発芽率を維持できること,光発芽性を持つこと,また発芽限界覆土厚は0~0.5cm程度であることがわかった。

シソーラス用語： *斜面 ,  *植生 ,  植生工 ,  *種子 ,  *発芽 ,  スイカズラ科 ,  貯蔵 ,  試験 ,  道路
準シソーラス用語： タニウツギ ,  *種子発芽 ,  生育特性 ,  *道路法面 ,  発芽試験

分類 (2件)： 道路施設・建設  (RC08030I) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

引用文献 (3件)：

• 関西地区林業試験研究機関連絡協議会育苗部会編(1980),『樹木のふやし方-タネ・ホとりから苗木まで-』,農林出版,340pp。
• Seiwa, K., Ando M., Imaji A., Tomita M. and Kanou K. (2009) Spatiotemporal variation of environmental signals inducing seed germination in temperate conifer plantations and natural hardwood forests in northern Japan, Forest Ecology and Management, 257:361-369.
• 種生物学会編(2009),『発芽生物学-種子発芽の生理・生態・分子機構-』,文一総合出版,pp.71-86。

タイトルに関連する用語 (11件)： 道路のり面 ,  植生 ,  復元 ,  応用 ,  微粒 ,  木本 ,  種子 ,  発芽 ,  初期 ,  生育特性 ,  研究