Trypanosoma cruziのプロテオミクスマップの再評価  血流のトリポマスチゴートのショットガン記述

BRUNORO Giselle Villa Flor; CAMINHA Marcelle Almeida; CAMINHA Marcelle Almeida; DA SILVA FERREIRA Andre T.; LEPREVOST Felipe da Veiga; CARVALHO Paulo Costa; PERALES Jonas; VALENTE Richard Hemmi; MENNA-BARRETO Rubem F. S.

文献

J-GLOBAL ID：201502239476928763 整理番号：15A0270161

Trypanosoma cruziのプロテオミクスマップの再評価血流のトリポマスチゴートのショットガン記述

Reevaluating the Trypanosoma cruzi proteomic map: The shotgun description of bloodstream trypomastigotes

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資料名：
巻： 115 ページ： 58-65 発行年： 2015年02月06日
JST資料番号： T0073A ISSN： 1874-3919 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

標記原虫はシャーガス病の病原体であり,その生活環の中でトリポマスチゴートが主要な感染形態である。これまで様々なT. cruziのプロテオミクス研究があるが,血流中のトリポマスチゴートのプロフィルは調べられていない。本研究の目的は血流中のT. cruziのプロテオミクス記述を行うことである。ショットガン法で17,394個のペプチドを同定したが,これは7514種の蛋白質由来で,その内の5901種がT. cruziのものであった。細胞骨格蛋白質,シャペロン,生物エネルギー関連酵素,トランス-シアリダーゼなどが主要なものである。GO分析の結果,T. cruziの全てのコンパートメントが分析されていた。主な蛋白質は代謝過程に含まれ,触媒活性を持っていた。血流中のトリポマスチゴートと培養由来などのプロテオミクス分析を比較すると,血流中の場合に2202種の蛋白質が特有のものであった。これらの中には表層蛋白質,非-古典的分泌系路,細胞骨格ダイナミクス,細胞周期と転写,蛋白質分解,レドックス代謝,生合成経路,生物エネルギー代謝,蛋白質フォールディング,細胞シグナル伝達,膜輸送,DNA修復,細胞死などに関するものが含まれていた。これらの情報はシャーガス病の理解を助けるものであろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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分子構造 , 動物の生化学

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Trypanosoma cruziのプロテオミクスマップの再評価 血流のトリポマスチゴートのショットガン記述

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