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J-GLOBAL ID:201502239513941856   整理番号:15A0469715

経口呼吸系発疹ウイルス(RSV)融合阻害剤(GS-5806)の発見およびヒトRSVチャレンジ研究における臨床的概念立証

Discovery of an Oral Respiratory Syncytial Virus (RSV) Fusion Inhibitor (GS-5806) and Clinical Proof of Concept in a Human RSV Challenge Study
著者 (27件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1630-1643  発行年: 2015年02月26日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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経口呼吸系発疹ウイルス(RSV)融合阻害剤を得るために,ヒト喉頭癌細胞株HEp-2に対するRSVの感染阻害能を指標としたハイスループットスクリーニングを行った。ヒット化合物に関してRSV融合変異株D486Nに対する活性を指標とした追加的スクリーニングを行い,その中で特に強い抗ウイルス活性を示す化合物について,活性および経口吸収特性に関する最適化を行った。その結果,ピラゾロ[1,5-a]-ピリミジン複素環を持つ化合物が,RSV融合阻害薬として適していることが分かった。また,ピラゾロ[1,5-a]-ピリミジン複素環にpara-クロロ基あるいはアミノピロリジン基を導入することで,活性,代謝的安定性および物理化学的特性を向上できることが分かった。RSV融合阻害剤として最も適している以下の化学構造の化合物を得た;N-(2-((S)-2-(5-((S)-3-アミノピロリジン-1-イル)-6-メチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-2-イル)ピペリジン-1-カルボニル)-4-クロロフェニル)メタンスルホンアミド(GS-5806)。1日1回のGS-5806の経口投与は,RSVを実験的に感染させたヒトボランティアに対して抗ウイルス活性を示し,疾患重篤性を有意に下げることができた。GS-5806はRSV治療薬として有望であると結論した。
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分類 (4件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  抗ウイルス薬の基礎研究  ,  抗ウイルス薬の臨床への応用 
物質索引 (1件):
物質索引
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