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J-GLOBAL ID：201502239556418820   整理番号：15A0630512

再生医療用超分子ヒドロゲル

Supramolecular Hydrogels for Regenerative Medicine

著者 (2件)： PAPE A. C. H. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  DANKERS Patricia Y. W. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD)
資料名： Advances in Polymer Science  (Advances in Polymer Science)
巻： 268  ページ： 253-279  発行年： 2015年 
JST資料番号： C0099A  ISSN： 0065-3195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超分子ヒドロゲルに関する基礎から応用分野に及ぶ研究のレビューを行い,再生医療の分野でin vivoで使用されているシステムを示した。再生医療における超分子ヒドロゲルの使用は,体内で細胞用天然足場を提供する細胞外マトリックス(ECM)により引き起こされた。以下の項目について最近の研究例を述べた。1)天然ポリマをベースにした超分子ヒドロゲル,2)高次コイルをベースにした生合成超分子ヒドロゲル,3)β-シートをベースにした生合成超分子ヒドロゲル,4)ハイブリッド超分子ヒドロゲルシステム,5)合成超分子ヒドロゲル。1)項の天然ポリマベース超分子ヒドロゲルは,バッチ間差異及び病原体汚染が問題であり,2)項の高次コイルベース生合成超分子ヒドロゲルは,一般的に弱い(せん断係数がせいぜい1kPa)ことが問題である。3)項のβ-シートベース生合成超分子ヒドロゲルでは,DongらのABA構造を有するマルチドメインペプチド(MDP)から成るβ-シート形成ペプチドをベースにしたヒドロゲル(Dong Hら,J Am Chem Soc129:12468(2008))などを紹介した。4)項のハイブリッド超分子ヒドロゲルシステムでは,Yangらの20Pa~20kPaの剪断係数を有するアミノ酸誘導体/ビスホスホナートをベースにしたヒドロゲル(Yang Zら,Chem Commun2005(35):4414)などを紹介した。5)項の合成超分子ヒドロゲルは利点はあるが,in vivo実験例が多くないという問題がある。

シソーラス用語： *再生医療 ,  細胞外マトリックス ,  超螺旋 ,  病原体 ,  剪断係数 ,  *超分子 ,  *ヒドロゲル ,  in vivo実験 ,  高分子 ,  生合成 ,  β構造 ,  ハイブリッド系 ,  ペプチド ,  アミノ酸 ,  基質 ,  培地 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  ホスホン酸 ,  アミノアルコール ,  第一アミン
準シソーラス用語： アミノ酸誘導体 ,  高次コイル ,  足場【移植】 ,  天然ポリマー ,  ビスホスホナート

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 再生医療 ,  超分子ヒドロゲル