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J-GLOBAL ID:201502239600030657   整理番号:15A0561015

CBS-/+マウスモデルにおける虚血後の高ホモシステイン血症誘発骨格筋ミオパシーの機構

Mechanisms of Hyperhomocysteinemia Induced Skeletal Muscle Myopathy after Ischemia in the CBS-/+ Mouse Model
著者 (2件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1252-1265 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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高ホモシステイン血症(HHcy)は,通常よりも低い体重と弱い骨格筋を誘発するが,機構は不明である。ROSのHHcy媒介増強と,結果として起こる様々な細胞過程の制御因子の損傷は,他の臓器では比較的よく確立されているにもかかわらず,骨格筋ではこのような事象の性質は不明である。以前,著者は,HHcyによるPGC-1α及びHIF-1αレベルの減衰が筋萎縮の可能性を高め,虚血後の機能を低減させたことを報告した。本研究では,ホモシステイン(Hcy)代謝酵素の筋肉レベル,抗酸化能を検討し,虚血性血管新生の間にPGC-1αの機能を損なう可能性がある蛋白質修飾に焦点を当てた。骨格筋は,Hcyのメチオニンへの再メチル化に関与する重要な酵素(MTHFR:メチレンテトラヒドロ葉酸レダクターゼ)を発現するが,トランス硫化酵素(CBS:シスタチオニンβ-シンターゼとCSE:シスタチオニンγ-リアーゼ)の欠如ために,骨格筋はHHcy誘発性ミオパチーの影響を受けやすくなる。本研究は,CBS-/+マウスの骨格筋のHcyレベルの上昇が抗酸化能力の減少を引き起こし,虚血後の強化された総蛋白質,及びPGC-1α特定ニトロチロシン化に寄与したことを示す。更に,NOドナーSNPの存在下では,ホモシステイン(Hcy)またはその環化バージョンであるホモシステインチオラクトンのいずれかが,PGC-1α特異的蛋白質のニトロチロシル化を増加させただけでなく,C2C12細胞におけるPPARγとの連携を減少させた。要するに,これらの結果は,HHcyが虚血後にPGC-1/PPARγ軸の減少により,そのミオパシー効果を発揮することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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