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J-GLOBAL ID:201502239697908376   整理番号:15A0006269

様々な抽出法でナタネ粕から得たペクチン質の癌細胞株に対する抗増殖活性の評価

Assessment of antiproliferative activity of pectic substances obtained by different extraction methods from rapeseed cake on cancer cell lines
著者 (6件):
資料名:
巻: 117  ページ: 923-932  発行年: 2015年03月06日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,様々な抽出法を使って脱脂ナタネ粕(RSC)から得たペクチン質の癌細胞株に対する抗増殖活性を調べた。RSCをアルカリ化水(pH~8),EDTA(0.01M),アルカリ性プロテアーゼ(Alkalase2.4L)および市販ペクチナーゼ調剤(Viscozyme LまたはPectinex Ultra SP-L)にて順次処理した。ペクチン抽出物を分光法とクロマトグラフィー法を用いて同定した。FT-IRとHPLC-IRの結果は,生じた中性のペクチン抽出物がアラビノガラクタン類とβ-ガラクタン類であることを示した。RSCから抽出した全てのペクチン質(酸性および中性)が抗増殖活性を示し,Caco-2よりもMCF-7細胞に対してより効果的であった。最も効果が高かったペクチン抽出物はAlkakase2,4Lから得られたもので,MCF-7細胞の80%以上,Caco-2細胞の60%以上を殺滅した。10mg/mL未満では中性糖に富むペクチン抽出物も抗増殖活性を示したが(それぞれ50および40%),これらの活性は乳癌細胞株については同濃度の改質シトラスペクチンの活性よりも優れていた(MCF-7については61.6%,Caco-2細胞については49.9%)。これらの結果は抗増殖活性がペクチンの型(酸性か中性か)と抽出方法の両方に依存することを示す。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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生体物質一般  ,  多糖類  ,  抽出  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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