文献
J-GLOBAL ID:201502239732323912   整理番号:15A0760913

グルコース不耐性ラットにおいて,加水分解はプロアントシアニジン由来代謝産物のバイオアベイラビリティを高め,β細胞機能を向上させる

Hydrolysis enhances bioavailability of proanthocyanidin-derived metabolites and improves β-cell function in glucose intolerant rats
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 850-859  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
プロアントシアニジン(PAC)は摂取量の多いフラボノイドであり,その摂取は2型糖尿病における有益効果と関連している。しかしながら,PACの重合体構造に起因して,消化管吸収に限界が生じる。著者らは,PACの加水分解がバイオアベイラビリティを高め,したがって,グルコース恒常性および膵臓β細胞機能に対する有益効果の増強をもたらすという仮説を立てた。PACに富むエンドウ種皮(PSC)を,自然(PAC)または加水分解(HPAC)のいずれかの形態で高脂肪飼料(HFD)に添加し,ラットに4週間給与した。HFD群または低脂肪飼料群を対照とした。PSCおよび血清の両方において,PAC由来化合物を特徴付けた。グルコースおよびインスリン負荷試験を実施した。膵臓のα細胞およびβ細胞の面積および分離膵島からのグルコース応答性インスリン分泌(GSIS)を測定した。PAC給与ラットと比べて,HPAC給与ラットの血清でPAC由来代謝産物の増加を認めたことから,PSC加水分解によるPACバイオアベイラビリティの増強が示唆された。これは,飼料摂取量への影響なしに,HFDと比べて~18%少ない体重増加(P<0.05)だけでなく,in vivoでのグルコース投与における改善と関連していた。HPAC給与ラットで,α/β細胞面積比の2倍の減少および分離膵島からのGSISの2.5倍の増加を認めた。これらの結果は,PSC加水分解に由来するPACがPAC由来産物のバイオアベイラビリティを高めたことを実証し,これは,グルコース恒常性および膵臓β細胞機能に対する有益効果を増強するのに重要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  糖質の代謝と栄養 

前のページに戻る