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J-GLOBAL ID:201502240072298462   整理番号:15A0694852

アミログルコシダーゼ阻害剤としてのアゼチジン-およびN-カルボン酸-アゼチジン-イミノ糖類:合成,グリコシダーゼ阻害活性および分子ドッキング研究

Azetidine- and N-carboxylic azetidine-iminosugars as amyloglucosidase inhibitors: synthesis, glycosidase inhibitory activity and molecular docking studies
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号: 23  ページ: 6634-6646  発行年: 2015年06月21日 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新規なアゼチジンイミノ糖類2a~2cおよびN-カルボン酸アゼチジンイミノ糖2dの合成に役立つ単純な戦略について報告した。本手法では,1,2:5,6-ジ-O-イソプロピリデン-3-オキソ-α-d-グルコフラノース3を,3-アジド-3-デオキシ-3-C-(ホルミル)-1,2:5,6-ジ-O-イソプロピリデン-α-d-グルコフラノース5へと変換するにあたり,Jocic-ReeveアプローチおよびCorey-Linkアプローチを用いる方法について述べた。化合物5は,5-OTs 10および5-OMs 19の誘導体類へと変換できたが,本誘導体類は,in situ生成される3-アミノ官能性を用いる分子内求核置換を経て,重要アゼチジン環骨格11および20が,それぞれ得られた。化合物12において,1,2-アセトニド基の加水分解およびアノマー炭素の操作を行うことで,アゼチジンイミノ糖類2a~2cが得られた。化合物20より,付加的な4-ヒドロキシメチル基を有するアゼチジンイミノ糖類の合成検討において,著者らが遭遇した興味深い観察結果では,化合物20のN-Cbz基は,TFA:H2O条件下での加水分解により,N-COOHの官能性へと変換されたが,これにより,N-カルボン酸アゼチジンイミノ糖2dの合成へのアクセスが得られた。2a~2dおよび中間体類2e~2fのグリコシダーゼ阻害活性の研究を,多様なグリコシダーゼを用いて実施し,ミグリトールおよび1-デオキシノジリマイシン(DNJ)の活性と比較した。アゼチジンイミノ糖類2は,アミログルコシダーゼを拮抗型抑制により阻害することがわかったが,本化合物類の中で,2dは,ミグリトールやDNJに比較して,より高い活性があることがわかった。これらの結果は,コンピュータを用いた分子ドッキング研究によっても裏付けられた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (6件):
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計算機シミュレーション  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  バイオアッセイ  ,  窒素複素環化合物一般  ,  酸素複素環化合物一般  ,  環化反応,開環反応 
物質索引 (2件):
物質索引
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