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J-GLOBAL ID：201502240132081786   整理番号：15A0434663

トラブルシューティングの極意 達人に訊く問題解決のヒント 1-1 設計・運用者が陥りやすい認識違いや思い込みに起因するトラブル

著者 (1件)： 伊勢幸一 (テコラス技術研)
資料名： Software Design  (Software Design)
号： 294  ページ： 18-22  発行年： 2015年04月18日 
JST資料番号： L3952A  ISSN： 0916-6297  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンピュータネットワークの利用時に発生するトラブルは,非常に稀になったが,最近の多くは,設定ミスやプロトコルのバグ等ではなく,設計者や運用者による間違った認識や思い込みによる些細な原因であることを,事例をあげて概説した。1)初級編:通信が不安定で応答が非常に遅くなる事例。サーバー,ネットワーク,は正常と確認。原因は,ファイバモードミスマッチと判明。機器調達者と配線工事担当者間の情報伝達不足。2)上級編:監視サーバを入れ替えたらデータベースサーバーと繋がらない。データベースログを確認したところ,サーバ間の経路が非対称であると推定。原因は,監視アプリケーションのアップデートに伴いOSもアップグレードしたことによるセキュリティー障害と判明。纏めとして,実環境で生じる各種の原因は,属人的要素が大きいので,常時,対処コンテスト,セミナーに参加し,トラブルシューティング力を向上すること。

シソーラス用語： *保全 ,  *計算機網 ,  不整合 ,  情報流通 ,  計算機システム開発 ,  安全対策 ,  事例研究
準シソーラス用語： *コンピュータネットワーク ,  セキュリティ対策 ,  データベース構築 ,  *トラブルシューティング ,  ミスマッチ ,  情報伝達

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  計算機システム運用管理  (JD02020C)

タイトルに関連する用語 (7件)： トラブルシューティング ,  問題解決 ,  ヒント ,  設計 ,  運用 ,  起因 ,  トラブル