文献
J-GLOBAL ID:201502240134424150   整理番号:15A0733548

焼結層中のウスタイト粒子の酸化反応に及ぼすCaO成分の添加の効果

Effect of Addition of CaO Component on the Oxidation Reaction of Wustite Particles in Sintering Bed
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 940-946 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,ウスタイト粒子の反応挙動と鉄鉱石焼結層中のCaO成分のそれらの凝集剤として効果的に利用するための存在状態の効果を理解するために実施した。焼結層の構造と圧力低下における変化を実験室規模焼結シミュレータを用いて測定した。ウスタイト粒子を原料のモデルペレットと混合した時,焼結層中の圧力低下は5と10mass%CaOの間の平均CaO量に依存することなく顕著な変化を示さなかった。このことは,ウスタイト粒子とモデルペレットの多くは初期形状を維持し,従って焼結層の構造変化は生じなかったことによる。それどころかこの層の圧力低下はウスタイト粒子を1.0~2.0mmの粒径のCaO粒子と混合した時に劇的に変化した。これらの場合,ウスタイトとCaO粒子は融解し互いに凝集した。ウスタイト粒子近辺でのCaO成分の添加は局所的な液相線温度を低下させメルト形成を促進するように見える。凝集剤としてのウスタイト含有材料を効果的に適用するために,低温でのメルト形成のためにこのような粒子の近くにCaO成分の十分な量を配備することが基本である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉄鉱石  ,  鉱石の熱処理 
引用文献 (8件):
  • 1) L. Warell: Resour. Policy, 41 (2014), 16.
  • 2) K. Nakayama: Kinzokusigen Rep., 42 (2012), 595.
  • 3) K. Takihira, N. Fujii and Y. Konishi: CAMP-ISIJ, 8 (1995), 913.
  • 4) M. Fujimoto, T. Inazumi and Y. Okuno: CAMP-ISIJ, 7 (1994), 143.
  • 5) M. Nakano, T. Yamanaka, N. Hayakawa and M. Nagabuchi: ISIJ Int., 38 (1998), 16.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る