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J-GLOBAL ID:201502240198927970   整理番号:15A0522643

膵臓癌遺伝子治療のための生分解性ナノ粒子媒介によるK-rasの下方制御

Biodegradable nanoparticle-mediated K-ras down regulation for pancreatic cancer gene therapy
著者 (12件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 2163-2172  発行年: 2015年03月14日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低分子干渉RNA(siRNA)トランスフェクションによって媒介される,膵臓癌におけるK-ras癌遺伝子の突然変異を標的にするRNA干渉(RNAi)は非常に有望な治療法です。しかし,裸のsiRNAの急速な分解と負電荷は,細胞内への直接デリバリーが制限される。この研究で,膵臓癌細胞へのK-ras siRNAデリバリーのために,新たに開発された生分解性の荷電ポリエステル系ベクター(BCPV)に基づく,安全かつ効果的な膜貫通輸送ナノキャリア製剤を,著者らは提案します。著者らの結果は,これらの生分解性および生体適合性ベクターは,高いトランスフェクションとノックダウン効率で,MiaPaCa-2細胞へ変異K-rasを標的とするsiRNAをトランスフェクトすることが可能であることを示した。 より重要なことは,そのRNAiのプロセスが,細胞増殖,遊走,浸潤およびアポトーシスに関連するK-rasの下流蛋白質のカスケード遺伝子制御を開始した。変異K-rasのsiRNAトランスフェクション後に,MiaPaCa-2細胞の増殖,遊走および浸潤が有意に減少していることが観察され,また膵臓癌細胞のアポトーシスが促進された。in vivo試験データが限られているが,著者らはBCPV基づくナノ粒子製剤は,臨床設定での遺伝子治療のための非ウイルスベクターとして有望な候補であることを提案する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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