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J-GLOBAL ID：201502240215933180   整理番号：15A0486933

超臨界水で処理されたグラファイトナノシートに基づいたグラファイトナノシート/ポリスチレン複合材料の作製および特性

The fabrication and properties of a graphite nanosheet/polystyrene composite based on graphite nanosheets treated with supercritical water

著者 (3件)： WANG Zhi (School of Aeronautics and Astronautics, Fac. of Vehicle Engineering and Mechanics, State Key Lab. of Structural ...) ,  LI Shichao (School of Aeronautics and Astronautics, Fac. of Vehicle Engineering and Mechanics, State Key Lab. of Structural ...) ,  WU Zhanjun (School of Aeronautics and Astronautics, Fac. of Vehicle Engineering and Mechanics, State Key Lab. of Structural ...)
資料名： Composites Science and Technology  (Composites Science and Technology)
巻： 112  ページ： 50-57  発行年： 2015年05月20日 
JST資料番号： H0433A  ISSN： 0266-3538  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,超臨界水をグラファイトナノシートへ適用して,水中でのグラファイトナノシートの界面活性および分散性を向上した。処理したグラファイトナノシート表面上でのCHOおよびCOOH官能基濃度の増加は,水中でのグラファイトナノシートの安定な分散に有利であり,引続いてグラファイトナノシート/ポリスチレン複合材料を懸濁重合によって作製された。超臨界水処理前後でのグラファイトナノシートから得られたXRD分析から,超臨界水処理は,グラファイトナノシートの結晶構造を変化させなかった,ことを示していた。更に,グラファイトナノシート/ポリスチレン複合材料を,スチレンに溶解し,次いで抽出し,そしてFourier変換赤外分光法による分析から,グラファイトナノシートとポリスチレン間に良好な化学結合が在る,ことを示していた。グラファイトナノシート/ポリスチレン複合材料の機械的特性は少なくとも2倍以上強くなり,電気伝導率は,カリウム層間挿入したグラファイト/ポリスチレン複合材料よりも少なくとも3桁大きく成っていた。この著しい特性の改善は,グラファイトナノシートの特異的に無傷の結晶構造,グラファイトナノシートとポリスチレン間の化学結合,そしてポリスチレン中のグラファイトナノシートの良好な分散,の3つの側面に起因していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  強化熱可塑性プラスチック ,  ポリスチレン ,  *グラファイト ,  ナノ構造 ,  膜 ,  *超臨界水 ,  浸漬 ,  界面活性 ,  分散度 ,  *官能化 ,  アルデヒド ,  カルボン酸 ,  分散【dispersion】 ,  安定性 ,  その場重合 ,  懸濁重合 ,  *化学結合 ,  結晶構造 ,  *機械的性質 ,  引張強さ ,  衝撃強さ ,  *電気伝導率 ,  ナノシート
準シソーラス用語： *界面化学結合 ,  *表面官能化

分類 (7件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  半導体と絶縁体の電気伝導一般  (BM03041P) ,  その他の性質・試験  (YH02060V) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  ポリスチレン  (YH07120V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界水 ,  ポリスチレン ,  複合材料 ,  作製