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J-GLOBAL ID:201502240240077531   整理番号:15A0068932

多重壁カーボンナノチューブの表面変性によるマクロファージの炎症誘発性転帰の決定

Surface modification of multiwall carbon nanotubes determines the pro-inflammatory outcome in macrophage
著者 (12件):
資料名:
巻: 284  ページ: 73-82  発行年: 2015年03月02日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生体物質を主対象とした研究は幾つもあるが,カーボンナノチューブ(CNTs)の毒性機構の系統的解明の試みは,限定的である。本研究の目的は,無処理の多重壁カーボンナノチューブ(MWCNTs)及びカルボキシル化或いはポリエチレングリコールによって官能化したMWCNTs(MWCNTs-COOH或いはMWCNTs-PEG)のマウスマクロファージにおける細胞毒性を評価,比較した。その結果,MWCNTs-COOHと無処理MWCNTsのみが,反応性酸素種の増大によるマクロファージの酸化能,並びに濃度-及び表面被覆依存型の炎症性要因の発現を変動させることが分かった。データは,無処理MWCNTs及びMWCNTs-PEGに比して,MWCNTs-COOHは,ROS生成の著しい増大,ATP合成の阻害及びMAPK及びNF-κBシグナル伝達経路の活性化をもたらし,対照的に,IL-1β,IL-6,TNF-α及びiNOSを上方制御して細胞死を誘発することを示唆している。以上の知見は,残留金属触媒よりは物理化学的要因によって生起する寄与細胞摂取が,ROS媒介性のin vitro炎症性応答において或る種の役割を演じることを示唆している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  無機化合物の毒性一般 
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