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J-GLOBAL ID：201502240244813682   整理番号：15A0589334

金属フラックス法により成長した四面体EuAg₄In₈の結晶構造および特性

Crystal structure and properties of tetragonal EuAg₄In₈ grown by metal flux technique

著者 (3件)： SUBBARAO Udumula (New Chemistry Unit, Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Res., Jakkur, Bangalore 560064, IND) ,  SARKAR Sumanta (New Chemistry Unit, Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Res., Jakkur, Bangalore 560064, IND) ,  PETER Sebastian C. (New Chemistry Unit, Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Res., Jakkur, Bangalore 560064, IND)
資料名： Journal of Solid State Chemistry  (Journal of Solid State Chemistry)
巻： 226  ページ： 126-132  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： H0505A  ISSN： 0022-4596  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化合物EuAg₄In₈は,液体インジウム中で行った反応ランから高収率で単結晶として得られた。単結晶に関するX線回折から,EuAg₄In₈は,格子定数,a=b=9.7937(2)Åおよびc=5.7492(2)Åをもち,四面体空間群I4/mmm,CeMn₄Al₈構造タイプに結晶化することが分った。EuAg₄In₈の結晶構造は,各環中で1個のユウロピウム原子により占有された擬Frank-Kasperケージから成り,それはab面に沿ってコーナーを介してシェアされ,結果的に三次元ネットワークが得られる。EuAg₄In₈の磁化率は,2~300Kの温度域中で測定し,それは,50Kを越えるとCurie-Weiss式に従った。フィッテイングから計算した磁気モーメント値は,二価ユウロピウムの存在を示し,このことは,X線吸収端スペクトルスコピーにより確かめた。電気抵抗測定から,EuAg₄In₈は,低温でFermi液体のような挙動を示すが元来金属であることが分る。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *インジウム合金 ,  *銀含有合金 ,  *ユウロピウム添加合金 ,  *結晶構造 ,  ネットワーク構造 ,  結晶化 ,  XANES ,  磁気モーメント ,  *磁化率 ,  温度依存性 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  格子定数 ,  電気抵抗 ,  Fermi液体 ,  単結晶 ,  四面体 ,  空間群 ,  フラックス【流束】
準シソーラス用語： NEXAFS ,  粉末X線回折

分類 (1件)： 金属,合金の物理分析  (CC03040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： フラックス法 ,  成長 ,  四面体 ,  結晶構造