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J-GLOBAL ID:201502240252965122   整理番号:15A0643283

大腸菌におけるIncA/Cプラスミドのin vivo伝播はテトラサイクリン濃度に依存し,プラスミド取得の適応コストは菌により異なる

In Vivo Transmission of an IncA/C Plasmid in Escherichia coli Depends on Tetracycline Concentration, and Acquisition of the Plasmid Results in a Variable Cost of Fitness
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巻: 81  号: 10  ページ: 3561-3570  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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IncA/Cプラスミドは,ヒトおよび動物に感染する病原菌が多剤耐性を獲得する原因となる広宿主域プラスミドである。ブタの腸内細菌へのこのプラスミドの急速な広がりは,抗生物質の投与が原因となっていると考えられる。本研究では,大腸菌を介して経口的に導入されたIncA/Cプラスミドのブタの中での伝播におけるクロルテトラサイクリン処理の影響を調べた。ブタに50 g/tonのクロルテトラサイクリンを含む飼料を与え,35日間にわたってブタの糞の大腸菌を調べた結果,抗生物質投与の影響は認められなかった。しかし,350 g/tonのクロルテトラサイクリンを含む飼料を与えた場合は,IncA/Cプラスミドを持つ大腸菌が増加した。in vitroでの実験において,IncA/Cプラスミドの移行の促進には32μg/mlの濃度のテトラサイクリンが必要であった。競合実験からIncA/Cプラスミドを維持することの適応コストは菌の種類により異なることが分かった。
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