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J-GLOBAL ID:201502240358317960   整理番号:15A0747249

バイオマスエネルギー変換のための調整可能な階層的多孔構造,酸塩基強度及び濡れ性を持つ微孔質発泡体触媒の簡易合成

Facile synthesis of microcellular foam catalysts with adjustable hierarchical porous structure, acid-base strength and wettability for biomass energy conversion
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 25  ページ: 13507-13518  発行年: 2015年07月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,バイオ燃料を目指したセルロースのキー化学プラットフォーム(すなわち,5-ヒドロキシメチルフルフラール,HMF)へのワンポット変換のための疎水性,酸塩基性及び階層的多孔性を持つ微孔質発泡体触媒(MFC)の作製に対する新規合成戦略について報告する。1-オクテン,ジビニルベンゼン(DVB)及びトリヒドロキシメチルプロピルトリメチルアクリレート(TMPTMA)を含む油相の同時重合用テンプレートとして,アミノ官能化ナノ粒子(すなわち,S-NH2)とスパン80の両方によって安定化した油中水(W/O)Pickering高内相エマルション(HIPE)を用いた。その後のスルホン化過程の後,ポリジビニルベンゼン(PDVB)のグラフト結合SO3H基とS-NH2から生じる酸塩基部位は両方ともMFC表面に局在化した。結果として得られるMFC複合体は典型的な階層的多孔構造を持ち,明確なオープンセル及び相互接続したポアスロート構造を持つマクロ孔は,油溶解性の官能性モノマーの架橋度に密接に関連するメソ細孔構造とともに,エマルションの油相組成によって制御できた。代表的な触媒MFC-3は,階層的多孔構造(1.0μmから30μmまでのマクロ孔と32.1nmの均一なメソ細孔),疎水性表面(125°の水接触角),0.735mmolg-1の塩基及び1.305mmolg-1の酸を有した。セルロース変換に対する41%のHMF収率はその優れた触媒性能を示した。本研究は,バイオマスエネルギー変換用の多官能性高分子触媒の簡単で制御可能な調製への新たな道を開く。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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高分子担体・触媒反応  ,  その他の触媒 
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