文献
J-GLOBAL ID:201502240390844824   整理番号:15A0689082

ポリ-L-リシン/ヒアルロン酸の多層膜を用いた神経幹細胞の分化のための生体模倣生態学的地位

Biomimetic niche for neural stem cell differentiation using poly-L-lysine/hyaluronic acid multilayer films
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号: 10  ページ: 1418-1427  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: T0291A  ISSN: 0885-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
神経幹/前駆体細胞(NSPC)分化に及ぼすニッチの表面の影響を評価するための生化学フリーシステムを作製した。具体的には,天然の細胞外マトリックス(ECM)模倣多層膜は,NSPC分化を促進するために選択された。本検討では,連続ポリ-L-リジン(PLL)/ヒアルロン酸(HA)多層膜上で培養されたNSPCの生物学的特性を,神経突起伸長長さ,分化系統および分化ニューロンのシナプス機能を含めて評価した。加えて,PLL/HA多層膜上の分化したニューロンの百分率を,PLL/ポリ-L-グルタミン酸(PLGA)多層膜上のそれと比較した。その結果,天然のECM模倣系を,NSPC誘起およびニューロン培養用に作製した。NSPCは,神経球体から移行し,終端層のタイプに拘わらず連続PLL/HA多層膜へ固着した。対照的に,神経突起伸長長さは,PLLが,HAよりも最上部層として役目を果たしている時により長くなった。しかし,PLL/HA系におけるニューロン百分率に及ぼす終端電荷の影響は,PLL/PLGA系におけるほど強くは無かった。その結果,HAは,脳組織において重要なECM成分であり,ニューロン-HA相互作用は,他の負荷電高分子電解質とのニューロン相互作用よりも更に強い,ことを示唆していた。本材料系は,NSPC接着および分化を改良し,大量の機能性ニューロンを発生することによって,NSPC誘導での生体模倣プラットホームとニューロン関連細胞の培養を提供した。本材料対は,神経系工学においてそして神経培養系の表面修飾用に有用であるかも知れない。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  脳・神経系モデル  ,  発生・成長の生理一般  ,  有機化合物の薄膜  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  多糖類 

前のページに戻る