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J-GLOBAL ID：201502240500581034   整理番号：15A0533179

原子間力顕微鏡により特徴づけた冪乗則レオロジーにおける細胞から細胞への変化の精度

Precision of cell-to-cell variation in power-law rheology characterized by atomic force microscopy

著者 (2件)： CAI PingGen (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OKAJIMA Takaharu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 54  号： 3  ページ： 037001.1-037001.5  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 規格に準拠した単一細胞の機械的特性は,多様な細胞機能に非常に関連している。そのため,冪乗則レオロジーを示す複雑な弾性率だけでなく,単一細胞レベルでの細胞から細胞への変化を特徴づけることは,細胞の同定及び選別に決定的に重要である。原子間力顕微鏡(AFM)は,細胞の機械的特性を測定し,細胞から細胞への変化を定量するために使用することができる。しかし,複雑な弾性率が異なる細胞試料において実質的に変化する場合,細胞から細胞への変化を正確かつ日常的に得る方法を知ることは希である。本稿では,AFMにより制御した位置で測定した単一細胞に対する貯蔵弾性率G’を調べた。著者等は,G’の空間的な不均一性が,細胞試料により変化した場合でも,細胞から細胞への変化の周波数依存成分の空間依存性は,保存することを見出した。周波数に依存する細胞から細胞への変化の不変性は,単一細胞の機械的な診断のためのAFMの堅牢性を示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *原子間力顕微鏡 ,  法則 ,  レオロジー ,  *細胞 ,  弾性係数 ,  *動弾性係数 ,  *計測 ,  圧力測定
準シソーラス用語： べき乗則

分類 (1件)： 固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

引用文献 (36件)：

• P. Kollmannsberger and B. Fabry, Annu. Rev. Mater. Res. 41, 75 (2011).
• X. Trepat, G. Lenormand, and J. J. Fredberg, Soft Matter 4, 1750 (2008).
• B. D. Hoffman and J. C. Crocker, Annu. Rev. Biomed. Eng. 11, 259 (2009).
• S. E. Cross, Y. S. Jin, J. Rao, and J. K. Gimzewski, Nat Nanotechnol. 2, 780 (2007).
• M. Lekka, P. Laidter, D. Gil, J. Lekki, Z. Stachura, and A. Z. Hrynkiewicz, Eur. Biophys. J. 28, 312 (1999).

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子間力顕微鏡 ,  冪乗則 ,  レオロジー ,  細胞