抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アユの遡上パターンはA(4月が最盛期),B(5月が最盛期),C(6月が最盛期)の3つに分類され,近年はCが多くなっていました。遡上群数と遡上パターンによる年間平均釣れ具合の推定値は実測値と良く一致(68%)しました。群数が多いほど釣れ具合は上昇しましたが,Cの年ではA,Bの年と比べて平均2.3尾釣れ具合が低下しました。これは,遡上の遅れによって釣獲対象サイズにまで成長する時期が遅くなっているためと考えられました。ただし,遡上の遅れによってアユの体サイズが小型化している傾向は見られませんでした。(著者抄録)