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J-GLOBAL ID:201502241043621200   整理番号:15A0248267

創傷保護剤のための卵白アルブミン膜の製造および特性化

Fabrication and characterization of ovalbumin films for wound dressing applications
著者 (7件):
資料名:
巻: 48  ページ: 158-164  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多数の人々が,世界中で毎年,燃焼傷害で苦しんでいる。適切な創傷保護剤の応用が,新しい組織作成を促進し,脱水を防ぎ,そして感染生物の侵入を阻止することができる。本研究で,手製治療として長い歴史を持つ卵白を,熱傷傷害用の創傷保護剤として製造した。この理由で,卵白アルブミン膜を,3濃度のエタノールを用いて,種々の濃度(1,5および10mM)の1-エチル-3,3-ジメチルアミノプロピルカルボジイミド塩酸(EDC)によって架橋した。Fourier転換赤外分光法(FTIR),ガス透過率(GTR),引張機械的試験,吸水性および分解率を含む,物理化学的特性化を試料に対して実施した。70%エタノールでの5mMの架橋剤による試料が最適と見做され,417kPaの最終引張強さ,64%の断裂での伸び率,および230%の吸水性を有した。加えるに,MTTおよび生/死アッセイによって行った生物的評価が,全ての試料について細胞毒性の徴候を示さなかった。更に,走査電子顕微鏡(SEM)から,線維芽細胞が,糸状仮足の生成と共に,試料上に良く広がった。結論から,改質卵白アルビミンは,創傷保護剤およびスキンケア製品の製造のための,ベース材料として応用できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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