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J-GLOBAL ID:201502241103324528   整理番号:15A0285132

木粉を基材とするポリアリルアミン型貴金属元素吸着剤の調製とめっき排液中の金回収への応用

Preparation of Polyallylamine Type Noble Metal Element Adsorbent Based on Wood Powder and Its Application to Collection of Au in Gold-plating Waste
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号: 12  ページ: 965-970 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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木粉を基材としたポリアリルアミン型貴金属吸着剤(CPP-GP吸着剤)を合成し,金めっき排液から金の回収を試みた.このCPP-GP吸着剤は,金のみならずパラジウムに対しても選択的な吸着特性を示した.めっき排液では,pH 4~6の範囲で吸着効率が高かった.これは実際のめっき排液の場合,pHの調製が不要となり回収処理のプロセスが容易となることが考えられた.夾(きょう)雑物の多いめっき排液での金吸着容量は吸着剤質量に対して8.4% だった.X線光電子分光装置(XPS)及び昇温脱離ガス分析装置(TDS)を用いて,金吸着前後のCPP-GP吸着剤を測定することで,シアノ金の形態で結合していることが明らかになった.めっき工場にてCPP-GP吸着剤を用いた金の回収試験を実施した.吸着剤をカラムに充填後,排液を通水することで87% の金を回収することができた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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各種物理的手法  ,  資源回収利用 
引用文献 (16件):
  • 1) 独立行政法人物質・材料研究機構 : NIMSレアメタル・レアアース特集,
  •     <http://www.nims.go.jp/research/elements/rare-metal/urban-mine/data.html>, (accessed 2013-6-30).
  • 2) D. Parajuli, K. Inoue, M. Kuriyama, M. Funaoka, K. Makino : Chem. Lett., 34, 34 (2005).
  • 3) Y. Baba, H. Hirakawa, Y. Kawano : Chem. Lett., 23, 117 (1994).
  • 4) C. Ni, Y. Xu : J. Appl. Polym. Sci., 59, 499 (1996).
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