文献
J-GLOBAL ID:201502241162358592   整理番号:15A0662625

Er3+のドープされたタングステンテルライトガラスの広帯域近赤外発光および可視光へのアップコンバージョン

Broadband Near-Infrared Luminescence and Visible Upconversion of Er3+-Doped Tungstate-Tellurite Glasses
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 345-353  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W2374A  ISSN: 1947-2935  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近,シリカを基本とする電気通信光ファイバーの純化のために,水酸基(OH-)を除去する試みが行われてきた。また,電気光通信の透過域も1.2μmから1.7μmに拡張してきた。実際,シリカファイバーのOH-基を巧く除去することによって,1.2μmにおける損失も0.5dB/kmまで低下してきた。過去10年間に亘って,Ln3+のドープされたファイバー増幅器に波長分割多重方式(WDM)が導入され,電気光通信が大幅に発展してきた。WDMシステムを有効に活用するには,新しい発光材料,広帯域ファイバー増幅器,および広帯域波長可変レーザーの開発が望まれる。本稿では,Er3+のドープされたタングステン-テルライト(TWZ)ガラスの広帯域近赤外発光および可視光へのアップコンバージョン特性を研究した結果を報告する。広帯域発光を得るために,Er3+のドープされたTWZガラスを開発し,1.45~1.65μmの発光域で,半値全幅が106nmの発光を得ることができた。角度可変分光エリプソメトリーによって,大きな屈折率(2.1504~2.1697),および非常に小さいAbbe数(16.0~16.8)を決定することができた。Er3+イオン濃度の調整によって,488および980nm光の励起下における近赤外(NIR)およびストークス発光プロフィルとバンド幅を制御した。広帯域NIR発光および可視発光は,それぞれEr3+イオンの4I13/24I15/2,および(2H11/2,4S3/2)→4I15/2に起因することが分かった。Er3+イオン濃度の増大に伴って,4I13/2準位の寿命は,最初は長くなるが,最終的には短くなることが分かった。980nmのレーザー励起によって,4I13/24I15/2遷移のフォトルミネッセンス量子効率を研究し,0.5モル%のEr2O3が最適濃度であることが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非線形光学  ,  無機化合物のルミネセンス 

前のページに戻る