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J-GLOBAL ID：201502241337230667   整理番号：15A0457766

アフガニスタンにおけるEopolydiexodina属(中期ペルム紀の大型フズリナ類):生物計測,形態計測,古生物地理,及びグアダルピアン末期のイベント

Eopolydiexodina (Middle Permian giant fusulinids) from Afghanistan: Biometry, morphometry, paleobiogeography, and end-Guadalupian events

著者 (3件)： COLPAERT Clementine (Novosibirsk State Univ., 2 Pirogova Str., Novosibirsk-90, RUS) ,  MONNET Claude (Univ. of Lille, UMR 8217 Geosystemes, Earth Sciences (SN5), Avenue Paul Langevin, 59655 Villeneuve d’Ascq Cedex, FRA) ,  VACHARD Daniel (Univ. of Lille, UMR 8217 Geosystemes, Earth Sciences (SN5), Avenue Paul Langevin, 59655 Villeneuve d’Ascq Cedex, FRA)
資料名： Journal of Asian Earth Sciences  (Journal of Asian Earth Sciences)
巻： 102  ページ： 127-145  発行年： 2015年04月15日 
JST資料番号： E0267C  ISSN： 1367-9120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペンシルバニアン-ペルム紀におけるシュワゲリナ上科フズリナ目の属によって示される最も劇的な大進化の傾向は,サイズの異常な増加であり,それは中期ペルム紀にEopolydiexodina属によって頂点に達した。しかし,Kubergandian~前期Midianにおけるこの潜在的に重要な生物地理的マーカーは,その乏しい分類学的特徴描写によって妨げられきた。本論文では,アフガニスタンの豊富なコレクションと文献で選択した分類群に生物測定法と形態測定法を適用し,本属を再検討した。多変量解析は,コンピュータ画像によって得た新たな地域パラメータとともに,標準的線形テスト・パラメータから成る。アフガニスタンの種を再定義し,時にシネムリアンとして記載された若干の他種を再議論した。標準的形態解析と結びつけたこれらの方法により,アフガニスタンで最も大きな本属は,E.afghanensisとE.bithynicaの微球型の標本(おそらくアガモント)であると結論づけた。個体群の2顕球型グループ(おそらくガモントとシゾント)は,E.persicaとE.darvasicaと同様に,両種の中に示される。いくつかの種にガモント・アガモント・シゾントが存在するために,本属は大型底生有孔虫の中で確認された最古の3形態の属であるようだ。生層序的には,本属の産出は後期Kubergandianから前期Midianに限られる。随伴するアフガニスタンのフズリナ類の多数の属により,本属に含まれる種の正確な生層序が明らかになった。古生物地理的には,本質的にテーチス海のローレンシアと周ゴンドワナ大陸の境界に,本属は分布した。本属の古生物学的再検討と他のキャピタニアンの大型フズリナ類の生層序学的再検討は,グアダルピアン末期のイベントが,キャピタニアン/ウーチャーピンジアン境界での瞬間的なリリプット効果より,大型属の最終出現データの長引いた継承であることを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アフガニスタン・イスラム共和国 ,  *大型有孔虫 ,  *二畳紀 ,  生層序 ,  形状測定 ,  生物分類 ,  *石炭紀 ,  古動物地理区 ,  多変量解析 ,  動物化石
準シソーラス用語： Eopolydiexodina属 ,  フズリナ類 ,  ペンシルバニアン

分類 (1件)： 古生代  (DE03020G)

タイトルに関連する用語 (10件)： アフガニスタン ,  中期ペルム紀 ,  大型 ,  フズリナ類 ,  生物 ,  計測 ,  形態計測 ,  古生物地理 ,  末期 ,  イベント