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J-GLOBAL ID：201502241383719166   整理番号：15A0260900

戸建住宅の組積耐力壁に用いる非焼成土ブロックの材料・調合および製造条件に関する検討

著者 (2件)： 中村航 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  輿石直幸 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 21  号： 47  ページ： 17-22  発行年： 2015年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： この研究は,実際の戸建住宅の建築プロジェクトにおいて,その外周壁の組積耐力壁に非焼成土ブロックを利用するため,その材料・調合,屋外での製造条件等について検討した結果を報告した。3つの実験結果を要約している。1)固化材の選定(実験1):湿式および乾式成形の場合の乾燥収縮,強度向上,耐水性向上に効果の高い添加物を選定している。乾燥収縮の抑制効果が高い固化材は,水硬性石灰および酸化マグネシウムであった,2)酸化マグネシウムの強度発現および調合に関する検討(実験2):酸化マグネシウムでは,成形後1~3日間の封緘養生が強度発現に重要である,3)屋外での実大ブロックの製造を想定した検討(実験3):屋外での製造を想定して作製した強度管理用試験体において,所定の表面性状・形状に成形できることと,目標の圧縮強度が達成可能であることを確認した。

シソーラス用語： *独立住宅 ,  *土壌 ,  *ブロック ,  製造 ,  組積 ,  *組積材料 ,  *耐力壁 ,  *建築材料 ,  土木材料 ,  地盤改良 ,  乾燥収縮 ,  強度 ,  耐水性 ,  酸化マグネシウム
準シソーラス用語： 固化材 ,  戸建住宅

分類 (3件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建設材料一般  (RA06010S) ,  その他の建設工事  (RA07110I)

引用文献 (4件)：

• 1) 輿石, 山下, 佐藤ら:建築における土の高度利用と新構法の開発、住総研研究論文集, No.37, pp.261-272, 2010, (財)住宅総合研究財団
• 2) Gernot Minke:Building with Earth - Design and Technology of a Sustainable Architecture -, pp.26-27, Birkhäuser, 2006
• 3) H.Houben, H.Guillaud : EARTH CONSTRUCTION - A COMPREHENSIVE GUIDE-, p.116, RACTICAL ACTION, 1989
• 4) 朝光, 藤田:未焼成れんが組積造壁のせん断耐力, 日本地震工学シンポジウム論文集, Vol.13, pp.3442-3448, 2010, (公社)日本地震工学会

タイトルに関連する用語 (6件)： 戸建住宅 ,  組積 ,  耐力壁 ,  焼成 ,  調合 ,  製造条件