文献

J-GLOBAL ID：201502241466297760   整理番号：15A0589508

色素増感太陽電池(DSSC)の高分子電解質に対するレビュー

Review on polymer electrolyte in dye-sensitized solar cells (DSSCs)

著者 (3件)： SU’AIT M.S. (Solar Energy Res. Inst. (SERI), Universiti Kebangsaan Malaysia, 43600 Bangi, Selangor, Malaysia) ,  RAHMAN M.Y.A. (Inst. of Microengineering and Nanoelectronics (IMEN), Universiti Kebangsaan Malaysia, 43600 Bangi, Selangor, Malaysia) ,  AHMAD A. (School of Chemical Sciences and Food Technol., Fac. of Sci. and Technol., Universiti Kebangsaan Malaysia, 43600 ...)
資料名： Solar Energy  (Solar Energy)
巻： 115  ページ： 452-470  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： E0099A  ISSN： 0038-092X  CODEN： SRENA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 色素増感太陽電池(DSSC)の液体電解質に対する依存性は,DSSCモジュールの作製方法に限界と制限を与える。さらに,半導体-液体電解質界面における電子再結合の帰結として,性能の低下が見られる。このことは,半導体/液体電解質界面での酸化電解質溶液の揮発に対するこの型の電池の特性に疑問を抱かせる。光電極が,半導体-液体電解質界面での電荷分布に影響する半導体-液体電解質溶液の揮発,および,光電極上の光腐食の開始と関係している場合,より複雑な状況が生じる。塩と複合化した高分子物質におけるイオン伝導の発見は,DSSC素子の開発にとってブレークスルーとなった。本論文は,固体およびゲル高分子電解質を用いた固体または準固体DSSCの性能増強において,異なる展望により取られた様々な増強方法を解説した。そこから,電力変換効率と,DSSCにおける固体およびゲル高分子電解質によって演じられた役割の集積データを表に表した。レビュー全体を通じて,将来,独特な特性から,高分子イオン液体(polyIL)が高分子電解質に広く用いられると予測した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *太陽電池 ,  ゲル ,  *高分子電解質 ,  高分子固体電解質 ,  界面 ,  光電極 ,  イオン伝導 ,  効率 ,  腐食
準シソーラス用語： *色素増感太陽電池 ,  ゲル高分子電解質 ,  固体高分子電解質 ,  電極電解質界面 ,  揮発 ,  電力変換効率

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 色素増感太陽電池 ,  高分子電解質 ,  レビュー