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J-GLOBAL ID：201502241476507533   整理番号：15A0170444

液体および超臨界CO₂の電子特性に対する第一原理方法

A first principles approach to the electronic properties of liquid and supercritical CO₂

著者 (4件)： CABRAL Benedito J. Costa (Grupo de Fisica Matematica da Universidade de Lisboa, Av. Professor Gama Pinto 2, 1649-003 Lisboa, PRT) ,  RIVELINO Roberto (Instituto de Fisica da Universidade Federal da Bahia, Campus Universitario de Ondina, CEP 40210-340 Salvador, Bahia ...) ,  COUTINHO Kaline (Instituto de Fisica da Universidade de Sao Paulo, CP 66318, 05314-970 Sao Paulo, SP, BRA) ,  CANUTO Sylvio (Instituto de Fisica da Universidade de Sao Paulo, CP 66318, 05314-970 Sao Paulo, SP, BRA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 2  ページ： 024504-024504-9  発行年： 2015年01月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体および超臨界CO₂(scCO₂)の電子吸収スペクトルを,多体エネルギー分解法とBorn-Oppenheimer分子動力学で形成した配置を結合して,調べた。Frenkel励起子ハミルトニアン形式を採用し,励起エネルギーは時間依存密度汎関数理論で計算した。液体およびscCO₂の電子吸収の第一極大について,気相モノマに比べ約0.2eVの赤方偏移が観測された。この偏移の起源は,CO₂分子の直線性からの変位には依存せず,主として分極効果に関係した。しかしながら,熱効果および凝縮相での分子間相互作用で誘起されたCO₂モノマの幾何学的変化により,平均単分子電気双極子モーメントとして,液体および超臨界条件で等しい〈μ〉=0.26±0.04Dが得られた。液体およびscCO₂の予測平均四重極モーメントは〈Θ〉=-5.5DÅであり,これは気相に比べて約-0.9DÅ増加していた。超臨界溶媒和したCO₂の役割を理解するため,電子特性を調べることの重要性を強調した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超臨界流体 ,  *二酸化炭素 ,  第一原理 ,  *分子動力学 ,  *量子論 ,  電子吸収スペクトル ,  Born-Oppenheimer近似 ,  Frenkel励起子 ,  励起エネルギー ,  密度汎関数法 ,  理論 ,  赤方偏移 ,  直線分子 ,  分子構造 ,  分子間相互作用 ,  双極子モーメント ,  電気モーメント ,  四重極モーメント ,  CCSD法 ,  動径分布関数 ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： BLYP ,  時間依存密度汎関数理論 ,  *第一原理分子動力学法 ,  電気双極子モーメント

分類 (3件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  分子間相互作用  (BH07020P) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 超臨界CO2 ,  電子 ,  第一原理