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J-GLOBAL ID:201502241576229220   整理番号:15A0548460

スルホニルアミド系イオン液体のアニオンおよびカチオン動力学ならびに固液転移

Anion and cation dynamics of sulfonylamide-based ionic liquids and the solid-liquid transitions
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 14  ページ: 8750-8757  発行年: 2015年04月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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室温イオン液体(RTIL)を特性づける重要な因子のいくつかは成分イオンがとる立体配座およびそれらの屈曲性の多様性である。1,3-ジメチルイミダゾリウム ビス(フルオロスルホニル)アミド([C1mim][FSA])および1,3-ジメチルイミダゾリウム ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミド([C1mim][NTf2])を例として19Fおよび1Hの縦および横緩和時間(T1およびT2)を温度の関数として決定し,二種のRTILの相挙動の動力学と関連づけた。両化合物のアニオンおよびカチオンは各19Fおよび1H核をもつので,それらの動力学を個別に検討し,そられの関係を考察した。[C1mim][FSA]では唯一の観測された相変化は融解および結晶化であった。19FのT1およびT2の温度依存性は強いアニオン-カチオン相互作用の生成により1H NMRのT1およびT2の温度依存性と同様であり,動力学の類似性を示した。[C1mim][NTf2]では,19Fおよび1H両者のT1およびT2曲線は同じ温度において不連続的変化を示し,結晶化および融点に帰属した。しかし,19Fおよび1HのT1曲線は結晶領域で異なり,[C1mim][NTf2]におけるアニオンおよびカチオンの動力学が独立していることを示唆した。各塩の結晶状態においてカチオン動力学をイミダゾリウム環の骨格運動およびメチル基の運動に個別分離し,一方アニオン動力学はアニオン全体の運動により特性化した。各塩の動力学におよぼす結晶構造の影響をあわせて考察した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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融解塩  ,  一成分系の相平衡・状態図  ,  有機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子) 
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