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J-GLOBAL ID：201502241645960463   整理番号：15A0341616

品質記録の記述レベルと成果物品質に関する実証的考察-SIプロジェクトにおける成果物品質向上に関する実践事例-

著者 (1件)： 廣瀬守克 (富士通)
資料名： 技術と経済  (Technology and Economy)
号： 577  ページ： 48-57  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： S0496A  ISSN： 0285-9912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高品質ソフトウェアの開発はICT業界にとって重要なテーマである。品質向上への取組み,1)SIプロジェクトにおける品質保証の動向,2)課題:SIプロジェクトの成功率,問題発生プロジェクトの実態,3)PQI(パートナー品質向上)の適用方法:組織の問題に対する取組み,品質プロセス問題に対する取組み,要員の問題に対する取組み,4)効果:品質記録の記述レベルの推移,特性の異なるSIプロジェクト間の比較,などについて記述した。品質記録を用いた品質保証を行う際には正しい品質記録を残し,これを入力情報として分析・評価することが重要である。購買プロセスの発注と検収をゲートとして活用し,購買部門がPQI制度を主導することで,BP(ビジネスパートナー:外部委託先)に対する品質向上の支援が実施可能であることを示した。顧客引渡し後の品質に顕著な効果が確認された。

シソーラス用語： *システムインテグレーション ,  事例研究 ,  *品質保証 ,  *ソフトウェア開発 ,  *プロジェクト管理 ,  アウトソーシング ,  教育 ,  ソフトウェアプロセス ,  計算機要員 ,  経営組織
準シソーラス用語： 品質評価 ,  外部委託

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (12件)：

• ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ(2013)『ISO 26262 実践ガイドブック ソフトウェア開発編』、日経BP社
• CSAJ (2013)『パッケージソフトウェア品質認証制度申請者ガイドブック』、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会 http://www.csaj.jp/psq/image/PSQ_Guidebook_1.00.01.pdf (2014年4月7日19:00)
• IPA (2013)『JIS-X-25051(ISO/IEC25051)準拠レベルでのパッケージソフトウェア製品認証仮想実験実施報告書』、独立行政法人情報処理推進機構 http://www.ipa.go.jp/files/000026869.pdf (2013年10月14日18:00)
• IPA/SEC (2011a)『続定量的品質予測のススメ』、独立行政法人情報処理推進機構 http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn10-004.html (2013年10月14日18:00)
• IPA/SEC (2011b)『高信頼化ソフトウェアのための開発手法ガイドブック』、独立行政法人情報処理推進機構 http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn10-005.html (2013年10月14日18:00)

タイトルに関連する用語 (6件)： 記述 ,  成果物 ,  実証 ,  Si ,  プロジェクト ,  品質向上