文献

J-GLOBAL ID：201502241704763790   整理番号：15A0094463

トマト栽培用エネルギー投入の経済分析と環境へ優しいエネルギー投入

Energy input for tomato production what economy says, and what is good for the environment

著者 (4件)： HOUSHYAR Ehsan (Dep. of Farm Machinery Mechanics, Jahrom Univ., Jahrom 74137-66171, IRN) ,  DALGAARD Tommy (Aarhus Univ., Dep. of Agroecology, P.O. Box 50, DK-8830 Tjele, DNK) ,  TARAZKAR Mohammad Hassan (Dep. of Agricultural Economics, Coll. of Agriculture, Shiraz Univ., Shiraz, IRN) ,  JORGENSEN Uffe (Aarhus Univ., Dep. of Agroecology, P.O. Box 50, DK-8830 Tjele, DNK)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 89  ページ： 99-109  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ファーズ (Fars)県中部は,イラン南西部における主要なトマト栽培地域である。本研究では,トマト栽培のエネルギー消費パターンを,対応するGHG排出量とコブダグラス型計量経済モデルによる投入と産出間の関係により評価した。GHGの変化も,それが環境,並びに,経済に有利であるかについて調べた。非階層クラスター分析は,エネルギー投入量とトマト収量に関してC1,C2,ならびに,C3の3つのグループ-それぞれ,90,46,20人の農民から成る-を特定した。結果は,54~70トン/haのトマトを栽培するために,約40~60GJ/haのエネルギーが必要であることを示す。C1の農民は,C3よりも約20GJ/ha高いエネルギーを消費するが,彼らはより高い算出-投入エネルギー割合-それぞれ,1.15と1.12-を持つ。GHG排出指標(I_GHG)は,エネルギー効率指標が,幾つかのよりエネルギー効率の高いグループが,また,より多い炭素を排出するが故に,エネルギー投入の環境リスクを代表できないことを明らかにした。計量経済分析は,C1とC2の農民では,幾つかのエネルギー投入が収量と有意に相関することを明らかにした。最高限界生産力(MPPs)は,然しながら,トマト収量が,C1とC2において,それぞれ,機械と化学物質のエネルギー投入量に非常に敏感であり,それは,生産性の向上を達成するために先ず増大させるよう考慮すべき事項であることを示す。結果は,計量経済モデルとMPPsによると,より大きいエネルギー消費は,MPPが低い場合は,特に,現在の平均排出量と比べてかなり多いCO₂排出量に導く可能性があることを示す。従って,エネルギー投入量の変化が望ましいならば,最大のMPPsを持つ生産タイプを考慮すべきである。また,エネルギー消費量と農業・経済・環境の持続可能性影響評価基準をバランスして評価するための”グリーンな計量経済”モデルが必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トマト ,  *栽培 ,  *エネルギー消費 ,  経済分析 ,  環境影響 ,  エネルギー効率 ,  温室効果ガス ,  排出量 ,  イラン・イスラム共和国 ,  温室効果ガス排出量
準シソーラス用語： *作物栽培

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

タイトルに関連する用語 (7件)： トマト ,  栽培 ,  エネルギー ,  投入 ,  経済 ,  分析 ,  環境