抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ガスタービンは,航空機推進,地上設置発電機,および各種の産業応用のために,広く使用される。タービン入口温度の増加に伴い,革新的タービン冷却技術の発展が,効率と発電出力を高める;これらのタービン冷却の発展は,通常の材料温度限界を超えたエンジン設計を可能にした。内部冷却設計のための,高温気流に曝される表面からの熱除去技術は,伝熱面積の増加と,冷却流の乱流の促進に基づく。本研究では,翼のコア中に,2パスの矩形チャネルの片面上に反復連続V字および破線V字リブを鋳込むことにより,性能改善が得られる。180°折り返しの2パス矩形チャネルに対して,詳細実験調査が実施される。リブ付通路中で発生する詳細な熱伝達分布が,定常状態実験で報告される。チャネル中の60°のV字リブ,および破線の60°V字リブの,4種類の異なる組合せが検討された。チャネル面上の温度分布を得るために,熱電対列が使用され,乱流領域中での,Reynolds数16000,56000,および85000に対する,局所熱伝達係数が得られる。試験されたリブ付表面の全体性能を比較し,またリブによって誘起された熱伝達の増加度を評価するために,面積平均データが計算される。チャネル内の流れは,熱伝達強化リブ,曲り,回転および浮力効果によって特徴づけられる。一連の実験測定が実施され,チャネルの全般性能が予測される。本稿は,指定されたReynolds数において,8種類の異なるリブ付ダクトの,Nusselt数,圧力損失,および全体性能に関する情報を収集する試みを提示する。本研究の主要な成果は,2パスの冷却チャネルにわたる,リブ配置の最適組み合わせを評価することである。一連の実験の後に,入口のV字および出口の逆V字の場合に,熱伝達のピークの分布が高いことと結論できる。2パス冷却チャネル中で,破線リブを用いた全般性能は,連続リブに比べて高い。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.