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J-GLOBAL ID:201502241815284549   整理番号:15A0675080

雌性カダヤシGambusia affinisの幼生から最初の産卵までの成長と生殖に対する給餌レベルの影響

Effects of Ration Levels on Growth and Reproduction from Larvae to First-Time Spawning in the Female Gambusia affinis
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 5604-5617 (WEB ONLY)  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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出生時から最初の産卵まで,高(H),中(M)および低(L)給餌レベルで飼育した,個々の研究室成長雌性カダヤシGambusia affinisの体成長と生殖を調べた。その結果,体長と体重,条件因子(CF),湿重量の増加(WGw),湿重量での瞬間成長率(SGRw)およびエネルギー観点からの給餌レベル(RLe)が,出生時から最初の産卵までの給餌レベルの減少に伴って有意に(P<0.05)減少することが分かった。これに対して,エネルギー観点からの食餌変換効率(FCEe)は,出生時から最初の性的成熟までの給餌レベルの減少に伴って有意に(p<0.05)増加した。さらに,性的成熟前のH群と比較して,MおよびL群において,食餌からのエネルギー摂取が,より高い割合で体および生殖腺成長に配分され,加えて群MおよびLにおける最初の産卵までの時間は,H群よりも長かった。結果として,MおよびL群における生殖腺-体細胞指数(GSI)と卵母細胞/胚重量はH群と同様であったが,卵巣重量と卵母細胞/胚の数はH群よりも全て低かった。また,異なる給餌レベルで飼育した雌性親が生んだ第2世代の子孫で同様の成長能力が観察された。これらの知見は,雌性カダヤシG.affinisが食餌制限条件下で多数の健全な子孫を生み出すことができ,これは生殖腺の発達に配分されるエネルギーを増加させ,繁殖力を低下させ,産卵時期を遅延させることにより達成することができるということを示唆する。これらの生命戦略によって,カダヤシG.affinisが不利な環境条件で生き残って繁殖し,侵略的魚種の特性を示すことができることが確実になった。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  生殖生理一般  ,  発生・成長の生理一般 

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