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J-GLOBAL ID：201502241871478739   整理番号：15A0522145

埋込みゆらぎモデルを使った静電的に錯化した高分子電解質ゲルの相挙動

Phase behavior of electrostatically complexed polyelectrolyte gels using an embedded fluctuation model

著者 (7件)： AUDUS Debra J. (Materials Res. Lab., Univ. of California, Santa Barbara, USA. [e-mail]) ,  GOPEZ Jeffrey D. ,  KROGSTAD Daniel V. ,  LYND Nathaniel A. ,  KRAMER Edward J. ,  HAWKER Craig J. ,  FREDRICKSON Glenn H.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 11  号： 6  ページ： 1214-1225  発行年： 2015年02月14日 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静電相互作用が原因となって形成されたナノ構造化した応答性のヒドロゲルはドラッグデリバリーや組織模擬体などの応用に有望である。これら物理的に橋架けされたヒドロゲルは,帯電した終端ブロックと中性の親水性中間ブロックの反対に帯電したトリブロックの水溶液から成る。それらの静電相互作用が原因となって,終端ブロックはミクロ相分離し,中間ブロックに橋架けされた物理橋架けリンクを形成する。この系の構造を,自己無撞着場の理論と合せて新しい効率良い埋込みゆらぎ(EF)モデルを使って決定した。EFモデルを使った計算は,複雑なLangevinサンプリングにより近似しない場の理論シミュレーションに対して正しいことを確かめ,実験系の小角X線散乱(SAXS)測定と一致することを見いだした。EFモデルとSAXS両方を使って,終端ブロック比率と高分子濃度の関数として,状態図を発生した。体心立方球相,六方充填円柱相,及びラメラ相を含めていくつか構造が観測された。最後に,EFモデルを使って,高分子化学と直接関係するパラメータをどのように調整すれば,得られる状態図を修正できるか調べた。これは新しいヒドロゲルを開発する上で実際に興味がある。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *高分子電解質 ,  ゲル ,  *ヒドロゲル ,  トリブロック共重合体 ,  静電相互作用 ,  ミクロ相分離 ,  小角X線散乱 ,  *状態図 ,  ラメラ ,  錯体生成 ,  動力学 ,  標本抽出 ,  モデル
準シソーラス用語： Langevin動力学 ,  サンプリング【統計】 ,  高分子ゲル ,  錯化 ,  埋込みゆらぎモデル

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 埋込み ,  ゆらぎ ,  モデル ,  錯化 ,  高分子電解質 ,  ゲル ,  相挙動