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J-GLOBAL ID：201502242064291656   整理番号：15A0648966

エコ開発と従来の居住環境における認知された’生活の質’:探索的研究

Perceived ‘Quality of Life’ in eco-developments and in conventional residential settings: an explorative study

著者 (2件)： BAYULKEN Bogachan (Erasmus Univ. Rotterdam, Cleaner Production, Cleaner Products, Industrial Ecology and Sustainability, NLD) ,  HUISINGH Donald (Inst. for a Secure and Sustainable Environment, Univ. of TN, Knoxville, TN, USA)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 98  ページ： 253-262  発行年： 2015年07月01日 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ’エコ開発’のような先導的行為は,都市居住地の居住者の認知した生活の質(QOL)の向上を目指す一方で,都市居住地の環境と社会への負の影響を減らす方法を実験する方向への動きの一部である。このような実験の比較的短い歴史に起因して,その居住者のQOLへの影響は,徹底的に研究されなかったか,または,証拠書類で立証されていない。従って,エコ開発の成功と失敗は,居住者の認知と行動形態への影響に関しては明らかではない。本研究でレビューした文献は,多数の要因が居住者の認知QOLに寄与することを明らかにした。本研究のために用いたアンケート調査票は,居住者の生活の満足に影響すると認められた主要な要因を基に開発された。結果は,’近隣の満足’,’家庭生活の満足’,ならびに,’共同体意識’による満足が,如何に居住者がそのQOLを認知するかの関連で非常に重要な要素であることを示唆する。エコ開発居住地の居住者は,従来の開発地域の居住者と異なる優先順位を持っていた。最初は,QOLに高く寄与すると予想された所得水準,健康状態,ならびに,地元政府のサービスは,詳細な回答の定性的解析を行った場合,重要性が少ないことが分かった。調査結果は,居住者の身近な物理的社会的要素が,より良いQOL認知において統合的役割を果たすことを明らかにした。更に,エコ開発居住地の居住者が,従来の環境に住む居住者よりも高いQOLを認知していることが分かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 都市環境 ,  *都市開発 ,  *住環境 ,  環境保全 ,  *クオリティオブライフ ,  アンケート ,  住民意識 ,  意識調査 ,  情動
準シソーラス用語： 満足度

分類 (2件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 開発 ,  居住環境 ,  認知 ,  生活の質 ,  探索 ,  研究