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J-GLOBAL ID:201502242098421419   整理番号:15A0092352

バンド状液晶母材により誘起されたポリイミド前駆体パターン: 二無水物部分の柔軟性の影響

Polyimide precursor pattern induced by banded liquid crystal matrix: Effect of dianhydride moieties flexibility
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1358-1369  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二つの型のポリイミド前駆体を用いたリオトロピック相中のヒドロキシプロピルセルロース(HPC)の混合を異なる比率で調製し,それらの整列した層としての特性を評価した。二つの型の脂環式二無水物,(1)柔軟で平面的な非対称構造の5-(2,5-ジオキソテトラヒドラフリル)-3-メチル-3-シクロヘキセン-1,2-ジカルボン酸無水物(DOCDA)と,(2)硬質で非平面的な対称構造のビシクロ[2.2.2]オクタ-7-エン-2,3,5,6-テトラカルボン酸二無水物(BOCA),とフッ化ジアミンを組合せてポリ(アミド酸)(PAA)を調製した。FTIRデータは,混合した成分は水素結合により相互に作用し,それが形態を安定化させるのに役立っていることを示した。剪断後の表面方位を赤外二色性分析で解析し,幾つかのバンド吸収率で明瞭な異方性があることが示された。PAA/HPC薄膜の詳細な表面トポグラフィーを原子間力顕微鏡で調べ,剪断されたHPCのバンド集合組織は,PAA含有量に関係なく得られた混合物に移させられることが明らかになった。混合物の表面集合組織は,混合比とPAA立体配座の両者に依存するので,その程度はこれらの因子によって調整することができる。調製した混合物の配列性をネマチック液晶で調べた。混合物試料を360°回転した時に,交差偏光器の下で明と暗の状態が得られた。これらの明暗状態のコントラストはPAADOCDA/HPC系で強かったが,これはPAABOCA/HPCに較べて細いバンド構造を形成しているためである。得られた結果から,ネマチック相用の混合配列層あるいは誘導細胞増殖用の構造化生体適合層としてDOCDA基の試料が推奨される。Copyright 2014 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有機化合物の薄膜 
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