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J-GLOBAL ID:201502242402643334   整理番号:15A0589857

生細胞中で内因的に生成した二酸化硫黄誘導体を監視するミトコンドリア標的化レシオメトリック蛍光プローブ

A mitochondria-targeted ratiometric fluorescent probe to monitor endogenously generated sulfur dioxide derivatives in living cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 56  ページ: 1-9  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二酸化硫黄(SO2)は,H2Sまたは硫黄含有アミノ酸の酸化過程でミトコンドリア内の酵素が内因的に産生し,いくつかの生理学的プロセスにおいて重要な役割を果たし得る。しかし,生細胞においてミトコンドリアSO2とその誘導体を検出できる蛍光プローブの設計と合成は,依然として未解決のままである。本研究では,親油性カチオン染料1(Mito-Ratio-SO2)の調製を報告する。これは生細胞内でミトコンドリアを標的とし,SO2誘導体の存在に敏感である。レシオメトリックプローブMito-Ratio-SO 2は,亜硫酸塩を添加すると,二つのよく分離した発光帯を持つ発光が170nmの青色側シフトを示す。機構研究は,反応後に3プローブ-SO2付加物が共存することを示し,これは液体クロマトグラフィーと密度関数理論解析により支持された。重要なことは,レシオメトリックプローブはH2Sを含む他の生物種中の亜硫酸塩に非常に選択的であることである。蛍光共局在化研究から,このプローブがHeLa細胞のミトコンドリアにのみ局在することが分かった。HeLa細胞の蛍光イメージングは,生細胞で内因的に生成した細胞内SO2誘導体の検出を成功裡に実証した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物物理的研究法  ,  分光分析  ,  細胞構成体一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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