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J-GLOBAL ID:201502242473881317   整理番号:15A0645869

非極性溶媒中での酸触媒によるリグニンの解重合の過程でのアルコールによるエノール中間体のIn situトラッピング

In situ trapping of enol intermediates with alcohol during acid-catalysed de-polymerisation of lignin in a nonpolar solvent
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2780-2783  発行年: 2015年05月12日 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リグニンを効率的に解重合して低分子量の化合物得るプロセスは,再生可能資源から芳香族化合物を製造できる可能性があるために近年大きな関心を集めている。広く採用されているリグノセルロースバイオマスを酸分解するプロトコルは,β-O-4結合を持つ構造の分解過程で出来るエノールエーテル中間体の再縮合により多くの生成物を作ることができる。ここに,少量のメタノールを含むトルエン疎水性溶媒中でのマイクロ波加熱による140~170°Cで,スギ及びユーカリ木材に含まれるリグニンを酸触媒分解するとリグニン単量体,ホモバニリルアルデヒドジメチルアセタール及びホモシリングアルデヒドが選択的に得られることを示した。木材試料の重量を基準にしたリグニン単量体及びオリゴマ最大総合収率は,>10%であった。さらに,疎水性媒体中で解重合すると,セルロース及びリグニン断片の加水分解及びヒドロキシル化が抑制された。ここで,メタノールはエノールエーテル中間体のin situトラッピング剤として働きオリゴリグノール及びジメチルアセタール誘導体を生成した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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木材化学  ,  分解反応  ,  有機化学一般 
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