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J-GLOBAL ID:201502242491048010   整理番号:15A0419098

実験的に得られた硝化細菌の増殖パラメータを使用した都市化された河川中の亜硝酸消長のモデリング

Modelling the fate of nitrite in an urbanized river using experimentally obtained nitrifier growth parameters
著者 (7件):
資料名:
巻: 73  ページ: 373-387  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,亜硝酸塩のダイナミクスを研究し,人間の影響を受けた河川系でのモデリングを改善するための,費用対効果のある現実的なアプローチを報告した。河川の群集と廃水処理プラント(WWTP)関連の群集をモデル化するためのいろいろな硝化バイオマスの導入は,主要なWWTP流出水の河川における硝化ダイナミクスへの影響を評価することを可能にした。研究室での実験とモデリングを結合することにより,最適な動力学的パラメータと,異なる硝化群集のバイオマスを測定し検証した。このアプローチを,人間の影響が大きく亜硝酸濃度の高い河川の例として,セーヌ川で実施した。亜硝酸消長のシミュレーションは,6年の期間(2007~2012),水と堆積物層を含めたセーヌ川の220kmの区間にわたり,高い空間と時間分解能(ΔT=10分,<span style=text-decoration:overline>d</span>x=500m)で実施した。このモデルの出力は,河口に向かっての緩やかな減少と同様に,WWTP下流の亜硝酸ピークと良い一致をみた。WWTPと河口の間の亜硝酸塩の持続性は,水と堆積物層の両方における,亜硝酸の同様な生産と消費速度によってほとんどが説明された。堆積層は,特に高い(0.1~0.4mgNh<sup>-1</sup>m<sup>-2</sup>)河川放出期間では,亜硝酸の重要な供給源を構成した。それはウオーターカラムへの亜硝酸源を構成することが出来るため,これは河川水質モデルにおいて底生層を表現することがどれくらい重要かについて指摘した。人為的放出と河川内プロセスの結果として,河口への亜硝酸フラックスは2007から2012年の期間にわたって,低および高の放出条件でそれぞれ4.1~5.5TNd<sup>-1</sup>と大きく変動した。本研究では,自生しているものやWWTP関連の硝化細菌群集を現実的にパラメータ化し,亜硝酸のダイナミクスをシミュレートすることにより,任意の人為的影響を受けた河川に適用することができる方法を提供した。シミュレーション解析に基づき,高時空間分解能の水系生態モデルは1)水質基準の評価と2)将来の管理戦略の効果予測にとって,効果的であることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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河川汚濁 

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