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J-GLOBAL ID：201502242558340919   整理番号：15A0521052

白色発光ダイオード用新規KSrSc₂(PO₄)₃:Ce³⁺/Eu²⁺/Tb³⁺燐光体の光学的性質及びエネルギー移動

Optical properties and energy transfer of a novel KSrSc₂(PO₄)₃:Ce³⁺/Eu²⁺/Tb³⁺ phosphor for white light emitting diodes

著者 (6件)： JIAO Mengmeng (State Key Lab. of Rare Earth Resource Utilization, Changchun Inst. of Applied Chemistry, Chinese Acad. of Sci. ...) ,  LV Wenzhen ,  LUE Wei ,  ZHAO Qi ,  SHAO Baiqi ,  YOU Hongpeng
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 44  号： 9  ページ： 4080-4087  発行年： 2015年03月07日 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来の高温固相反応で新しいラングバイナイト型りん酸塩KSrSc₂(PO₄)₃を合成している。Rietveld構造精密化,電界放射型走査電子顕微鏡,光ルミネセンススペクトル,量子効率及び寿命を用いて,試料をキャラクタライズした。構造精密化はKSrSc₂(PO₄)₃が発光中心を形成するように占有するドープイオン用に2種類のSr²⁺及びSc³⁺サイトを有することを明らかにする。KSrSc₂(PO₄)₃:Ce³⁺及びKSrSc₂(PO₄)₃:Eu²⁺燐光体の両方はスピン及び軌道許容電子遷移故に,広い励起帯及び発光帯を持つ。KSrSc₂(PO₄)₃:0.03Ce³⁺及びKSrSc₂(PO₄)₃:0.03Eu²⁺燐光体にTb³⁺イオンを含有量を変えて共ドープすることにより青から青緑色まで調整可能な燐光体を得た。Eu²⁺→Tb³⁺エネルギー移動の機構は実験結果の点から,またInokuti-Hirayama理論モデルによる燐光体の光ルミネセンススペクトル及び減衰曲線の解析の点から双極子-四極子相互作用であることを決定づける。著者らの作製したKSrSc₂(PO₄)₃:Ce³⁺,Tb³⁺及びKSrSc₂(PO₄)₃:Eu²⁺,Tb³⁺燐光体は紫外線励起WLEDsにとって潜在価値がある。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  *エネルギー移動 ,  *リン酸塩 ,  *カリウム化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *スカンジウム化合物 ,  *セリウム化合物 ,  *金属イオン ,  *ユウロピウム化合物 ,  Rietveld法 ,  スペクトル ,  量子効率 ,  電子遷移 ,  ドーピング ,  物質
準シソーラス用語： *セリウムイオン ,  テルビウムイオン ,  *ユウロピウムイオン ,  リン光体 ,  共ドーピング ,  光ルミネセンススペクトル ,  *白色発光ダイオード

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  発光素子  (NC03082G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 白色発光ダイオード ,  Ce3+ ,  燐光体 ,  光学的性質 ,  エネルギー移動