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J-GLOBAL ID：201502242729251456   整理番号：15A0645197

イオン液体中の溶媒和動力学のプローブ依存性の観測

Observations of probe dependence of the solvation dynamics in ionic liquids

著者 (4件)： ZHANG Xin-Xing (Beijing National Lab. for Molecular Sciences, Inst. of Chemistry, Chinese Acad. of Sciences, Beijing 100190, P. R. ...) ,  BREFFKE Jens ,  ERNSTING Nikolaus P. ,  MARONCELLI Mark
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 19  ページ： 12949-12956  発行年： 2015年05月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光アップコンバージョン分光法と時間相関単一光子計数法との組合せを用いて4種類のイオン液体(IL)中の4-アミノフタルイミド(4AP)の溶媒和および回転動力学を測定した。これらのデータをこれまでに報告されたクマリン153(C153)についてのデータと比較して溶媒和動力学のプローブ依存性を検討した。蛍光異方性における高速成分(<15ps)は4APについては観測されなかった。4APとC153との溶媒和応答関数の差は4種類のILすべてで顕著であったが,これらの差は測定した発光異方性を用いて溶質回転の補正を適用することによって減少させることができた。利用可能な文献の他のプローブの応答関数を用いて補正の妥当性をさらに吟味した。補正したデータを溶媒和の誘電体連続体モデルの予測値とも比較した。そのような予測値は,測定したILの静止伝導率を推定値で置換えることによって,特にアニオンサイズが小さいとき,観測したスペクトル応答関数と良好に一致した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *溶媒和 ,  プローブ ,  *動力学 ,  周波数逓倍 ,  蛍光 ,  光子計数 ,  異方性 ,  アニオン ,  サイズ効果 ,  窒素複素環化合物 ,  ラクトン ,  有機フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： アップコンバージョン ,  時間相関単一光子計数法

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (9件)： 4-アミノフタルイミド ,  クマリン153 ,  (E)-4′-(ジメチルアミノ)スチルベン-4-カルボニトリル ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・ジシアナミド ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・テトラフルオロボラート ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・ヘキサフルオロホスファート ,  1-メチル-1-プロピルピロリジニウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  1-ブチル-1-メチルピロリジニウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン液体 ,  溶媒和 ,  動力学 ,  プローブ ,  依存性 ,  観測