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J-GLOBAL ID：201502242747303757   整理番号：15A0492523

人造ナノ物質は電力用コンデンサのライフサイクルの環境影響を低減するが解決はしない。

Engineered nanomaterials reduce but do not resolve life cycle environmental impacts of power capacitors

著者 (2件)： ALAVIITALA Tiina (Tampere Univ. of Technol. TUT, FIN) ,  MATTILA Tuomas J. (Finnish Environment Inst. SYKE, Mechelininkatu 34a, 00251 Helsinki, FIN)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 93  ページ： 347-353  発行年： 2015年04月15日 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人造ナノ物質は製品の性状を改善するために使用される。往々にして,これは,サイズの縮小,または,機能の増加をもたらし,これは環境影響の低減に導く。同時に,ナノ物質の製造と処分は,その製品のライフサイクル影響を増大させる。本研究では,電力用コンデンサにおけるナノシリカポリマーの使用の影響を,ライフサイクルアセスメント(LCA)により調べた。分析は,ナノ物質の使用するプロトタイプを代表させるために改良した既存の製造技術に依拠した。結果に基づくと,このナノ物質が,最も関係するライフサイクル環境影響カテゴリーにおいて,影響を約(c.a.)20%低減できる。電力用コンデンサの主要な影響カテゴリーは,金属の枯渇,土地の変化,ならびに,生態毒性であった。ナノ物質ベースのコンデンサは若干少ない影響を持つが,これらのカテゴリーにおける主要な問題を解決しなかった。寄与分析は,殆どの影響が,ライフサイクルにおける僅か数プロセス-特に,錫はんだ用の原料供給と廃絶縁油の処理-により引き起こされることを明らかにした。特定された環境ホットスポットを対象とした代替エコデザインを検討する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *電力コンデンサ ,  環境影響 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  ナノ構造 ,  *ナノ材料 ,  電子技術 ,  製品設計 ,  ナノテクノロジー
準シソーラス用語： ナノ物質 ,  エコデザイン ,  ナノ技術

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  静電機器  (NB10020R)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ物質 ,  コンデンサ ,  ライフサイクル ,  環境影響