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J-GLOBAL ID：201502242806864253   整理番号：15A0455711

機能的ゲノムの形成における染色体ドメインの役割

The Role of Chromosome Domains in Shaping the Functional Genome

著者 (2件)： SEXTON Tom (Inst. of Genetics and Molecular and Cellular Biology (IGBMC), 1 rue Laurent Fries, 67404 Illkirch, FRA) ,  CAVALLI Giacomo (Inst. of Human Genetics (IGH), 141 rue de la Cardonille, 34396 Montpellier, FRA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 160  号： 6  ページ： 1049-1059  発行年： 2015年03月12日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真核生物において,ゲノムは細胞核に収まるように高度にコンパクトに圧縮されなければならないが,その一方でゲノムは,様々な細胞型および発達経路において常に適切な遺伝子発現が可能であるように転写機構に対してアクセス可能でなければならない。近年,ゲノムが蛋白質と同じように秩序だった階層構造を形成することを示した研究が集積しつつある。この階層構造は,転写等の機能制御と密接に連関しており,おそらくはこういった機能制御と因果関係にあると思われる。本総説では,これらの機能的ゲノムの「二次構造および三次構造」が細胞核の全体構造の青写真をどのように形成するのかに関する本総説執筆時の知見について記載するとともに,ゲノム制御の理解および操作に対してそれらの構造が秘めている可能性について述べる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ゲノム ,  クロマチン ,  細胞遺伝現象 ,  階層構造 ,  遺伝子発現 ,  遺伝的調節 ,  *転写【遺伝】 ,  立体配座 ,  構造活性相関 ,  分子進化 ,  系統差 ,  不均一性 ,  遠距離相互作用 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  *高次構造 ,  分子間相互作用 ,  凝集 ,  遺伝情報
準シソーラス用語： ゲノム構造 ,  染色体凝集

分類 (1件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： ゲノム ,  染色体 ,  ドメイン ,  役割