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J-GLOBAL ID:201502242978648986   整理番号:15A0743573

4オプティカルパスの自動TL/OSL装置を用いた様々な波長範囲のIRSLによる長石および中国レスの線量依存性および蓄積線量の評価(波長4分割同時測定による長石および中国レスの線量依存性と蓄積線量評価)

Dose Dependence and Palaeodose Estimation for IRSL of Feldspar and Chinese Loess with Differenet Wave Ranges Using an Automated TL/OSL System with Four Optical Paths
著者 (1件):
資料名:
号: 17  ページ: 41-47  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: L6303A  ISSN: 1344-9842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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地質物質や考古学試料の年代測定には,熱ルミネセンス(TL)および光ルミネセンス(OSL)法が使用されている。通常は一本の光電子増倍管(PMT)と一本の照射光源の構成で蓄積線量を評価するため,年代測定に適した線量依存性が得られる最適波長域を選ぶのに,多くの試料や時間を要する。著者らは,今回の本研究において,1999年に設計・作製したTL/OSL(NRL-99-OSTL)の改良機として,新しいルミネセンス測定装置NUE-05-OSLTLを作製した。この装置は,光学フィルタで300~390,390~590,590~650,370~650nmとした4本のライトガイドと4本のPMTを装備している。曹長石および正長石の線量依存性を,1~3000Gyの60Coのγ線の赤外励起OSL(IRSL)によって評価した。100Gy以下では,370~650nmのIRSLは直線的線量依存性があることが確認された。これを基に,約14kaとされる中国レスから抽出した多鉱物微粒子の線量依存性と蓄積線量の評価に適用した。各波長,300~390,390~590,590~650および370~650nmにおいて見積もった蓄積線量を,この中国レスの年間線量で除して換算した年代は,それぞれ,13±10,10±8,9±2,および15±4kaとなり,この中国レスには,300~390nmの波長領域を選択することを推奨した。
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分類 (2件):
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年代測定  ,  ルミネセンス一般 

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