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J-GLOBAL ID：201502243360028509   整理番号：15A0596848

ポリ乳酸中の分散を改良するための混合ミクロ及びナノセルロースのアルキル化

Alkylation of mixed micro- and nanocellulose to improve dispersion in polylactide

著者 (2件)： BAE Jong Hyuk (Dep. of Organic and Nano Engineering, Hanyang Univ., 17 Haengdang-dong, Sungdong-gu, Seoul, 133-791, KOR) ,  KIM Seong Hun
資料名： Polymer International  (Polymer International)
巻： 64  号： 6  ページ： 821-827  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： A0918A  ISSN： 0959-8103  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノセルロースは各繰返し単位中の3つのヒドロキシル基間の水素結合に起因して凝集する傾向があって,それが非極性重合体マトリックス中の不十分な分散をもたらす。この研究では重合体マトリックス中のセルロース粒子の分散を改良するためにアルキルブロミドによる二分子求核置換(SN2)反応によりセルロースのヒドロキシル基中の水素を長い疎水性アルキル鎖で置換させた。この反応に他の置換反応より速く易しいオクチル(-C₈H₁₇))及びドデシル(-C₁₂H₂₅))基を適用した。オクチル及びドデシルエーテルセルロースの化学構造をFourier変換赤外及びNMR分析を用いて確めた。水及びメチレンヨージドとの接触角をアルキルナノセルロースの表面エネルギーを計算するために測定した。表面エネルギーは置換アルキル鎖により減少した。また,オクチル及びドデシルエーテルセルロースの熱的性質,モルフォロジー及び結晶構造を強化剤として利用の可能性を究明するために調べた。さらに,ポリ乳酸マトリックス中のアルキルエーテルセルロースの十分な分散を確認するためにポリ乳酸/アルキルエーテルセルロース複合材料を調製した。ポリ乳酸複合材料膜の熱的及び機械的性質を調べた。ポリ乳酸複合材料の光透過率を相対分散度を確めるために測定した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルロース ,  *アルキル化 ,  SN2反応 ,  高分子反応 ,  *ポリ乳酸 ,  *複合材料 ,  生分解性高分子 ,  表面エネルギー ,  接触角 ,  *分散【dispersion】 ,  分散度 ,  透過率 ,  モルフォロジー ,  引張強さ ,  強化熱可塑性プラスチック
準シソーラス用語： *ナノセルロース ,  *バイオ複合材料 ,  光透過率

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  多糖類  (CF10054P) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

物質索引 (2件)： オクチルブロミド ,  ドデシルブロミド

タイトルに関連する用語 (3件)： ポリ乳酸 ,  ナノセルロース ,  アルキル化